サステナブルな取組みがさらに充実「当別スウェーデンマラソン2024」エントリー開始

「当別スウェーデンマラソン2024」イメージビジュアル

2018年にスタートした「当別スウェーデンマラソン」が今年も10月20日に開催される。これまでも注力してきたサステナブルな取り組みをより強化し、環境にやさしく、誰もが楽しく参加できる大会を目指す。

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2024.05.21
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ひとつの町のマラソン大会から広げる循環の輪「当別スウェーデンマラソン2024」

「当別スウェーデンマラソン2024」イメージビジュアル

2018年にスタートした「当別スウェーデンマラソン」。ひとつの町のマラソン大会から好循環が広がることを目指し、未来につながる多彩な取組みを行なっている。今年の開催は10月20日(日)。開催に向け、5月17日(金)からエントリーを受け付けている。

これまでも注力してきたサステナブルな取組みをより充実させ、今年は次の3つのテーマに沿った大会づくりを行なっていくとしている。

1. 環境にやさしい大会へ
2. 誰もが楽しんで参加できる大会へ
3. 地域と一緒につくる大会へ

1. 環境にやさしい大会へ

「当別スウェーデンマラソン2024」上空からみたコース

紙資源の節約やCO2削減等、環境に配慮した取組みに力を入れる「当別スウェーデンマラソン」。昨年までの取組みを継続するほか、今年はより広い視野で新たな取組みを展開していく。

今年初のボトルtoボトルをはじめとするリサイクルを実施

給水等で出るごみは、回収してリサイクルへ。今年初の取組みとして、回収したペットボトルをリサイクルして新たなペットボトルに再生するボトルtoボトルを行う。また、昨年から継続して、回収した紙コップ等の古紙はトイレットペーパーにリサイクルする。

昨年参加賞のボトルを活用できる!マイボトル推奨でごみを削減

今年は各給水所にマイボトルで給水できるスペースを設け、マイボトルの持参を推奨することでごみを削減。参加賞としてワークアウトボトルを進呈した昨年大会からの流れを汲んだ取組みとなっている。

参加者のニーズにあわせて選択制の参加賞に

今年の参加賞はフィニッシャータオル、もしくはフードチケット1,000円分の選択制。参加者のニーズに合わせた参加賞とすることで、無駄なものをつくらない取組みとしている。

再生素材を採用した公式ウェアでスタッフの意識も向上

昨年から継続して、スタッフの公式ウェアには再生ポリエステル素材を採用。身近なところから、スタッフの環境配慮への意識向上を図ろうとしている。

衣類回収BOXの活用で不要衣類を回収・再生

昨年から継続して、大会当日は会場内に衣類回収BOXを設置。来場者から不要衣類をBOXにて回収後、衣類の原料等へ再生させる取組みを実施する。

環境配慮材を取り入れて広報物を再資源化

これまで行なってきた紙資源の節約は継続のうえ、紙での配布が必要な広報物は再生材等の環境配慮材を活用して再資源化。また、再生材等を活用できないものは、素材にあわせて適正なリサイクルを行なう。

会場設営資材をトートバッグ等へアップサイクル

今年初の取組みとして、会場内に設置する案内サインやフォトスポットの素材を活用したアップサイクルを実施。トートバッグ等に生まれ変わるアップサイクル製品は、協力してもらうボランティア団体への寄贈や一般参加者への販売を予定している。

スウェーデン発!環境にやさしいフィットネス「プロギング」を実施

プロギングとは、スウェーデン語の「plocka upp(拾う)」と英語の「jogging(走る)」を合わせてできた造語で、ごみ拾い×ジョギングを楽しむスウェーデン発フィットネスのこと。

現在では世界100ヶ国で楽しまれているプロギングを実施。大会翌日10月21日(月)に、大会コースや太美エリアを中心にプロギングを行ない、楽しみながら環境美化を目指す。

2. 誰もが楽しんで参加できる大会へ

より多くの人に楽しんでもらえる大会を目指し、コースや種目の新設、多様性への理解促進を行なう。

初参加にもおすすめ!11.9kmコースを新設

これまでのハーフマラソンとファンランに加えて11.9kmコースを新設。選択肢が増え、マラソンビギナーの方や短めの距離でチャレンジしたい人にも気軽に参加してもらいやすくなっている。

率先して取り入れたノンバイナリー枠を継続

昨年は、国内大会初(※)のノンバイナリー枠を設置。今年も継続して、ハーフマラソンと11.9kmコースにて性別にとらわれずにエントリーできるノンバイナリー枠を設置する。また、LGBTQ+について理解を深めるスタッフ講習会も昨年から継続して実施しており、アップデートを重ねながら、ジェンダーフリーに楽しめる環境を整えていくとしている。

※ハーフマラソンチャレンジカップ参加大会で初めて(一般財団法人アールビーズスポーツ財団調べ)

「当別スウェーデンマラソン2024」のスタートライン

3. 地域と一緒につくる大会へ

「当別スウェーデンマラソン2024」のモニュメント

当別町に根付く大会として、地域とともに成長できる取組みを強化。

当別町の魅力が詰まったコンテンツで賑わいを創出

大会当日は応援に訪れる人も楽しめるコンテンツを豊富に用意。昨年実施した応援スペースの拡充のほか、ロイズタウン駅発着シャトルバスの運行、メイン会場やコース内での当別町産品のPR、スウェーデン文化に由来する子ども向け体験コンテンツの提供等を新たに行ない、地域の魅力を伝えていく。

開催概要

開催日:2024年10月20日(日)

コース:
当別町スウェーデンヒルズ〜高岡エリア(スタート・ゴール:スウェーデンヒルズゴルフ倶楽部)

種目:
・ハーフマラソン
(男子・女子 高校生~29歳・30歳~39歳・40歳~49歳・50歳~59歳・60歳以上、ノンバイナリー)
・スウェーデンヒルズコース(11.9km)
(男子・女子 高校生~29歳・30歳~39歳・40歳~49歳・50歳~59歳・60歳以上、ノンバイナリー)
・ファンラン(小学生以上)
・ファンラン/ペアラン(小学生以上※)
※完走できるペア2人1組
(未就学も小学生以上と一緒であれば参加可。未就学のみのペアは不可)


募集人数:2300名(ハーフマラソン1400名、11.9km:600名、ファンラン200名、ファンラン・ペアラン100名)

参加料:ハーフマラソン6500円、11.9km4500円、ファンラン2000円、ファンラン・ペアラン3000円
※当別町民はハーフマラソン1000円引き

大会ゲスト:高橋尚子さん

北欧らしい風景が広がる、スウェーデンのまち「当別町」

当別町の北欧らしい風景

北海道の中心地・札幌市に隣接する当別町。「当別スウェーデンマラソン2024」のコースとなるスウェーデンヒルズには、北欧型住宅が建ち並び、異国情緒あふれる街並みが広がる。

その歴史は、1978年に元スウェーデン大使が当別町を訪れた際「ここはスウェーデンの景色にそっくりだ」と発した一言から始まった。

翌79年、当別町に「スウェーデン村計画」が提示され、町は誘致を決定。84年から造成が開始され、スウェーデンヒルズの街並みが形成されていった。

87年には、当別町はスウェーデン王国ダーラナ州レクサンド市と姉妹都市提携を締結。以降、「夏至祭」「ルシア祭」といったスウェーデンの人びとが大切にしている伝統的なイベントを開催するなど、当別町はスウェーデンとの交流を深め、北海道のなかでも独自のまちづくりが行われてきた。

お問い合わせ先/当別スウェーデンマラソン
https://www.tobetsu-sweden-marathon.com/

※掲載している情報は、2024年5月21日時点のものです。

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