サラヤ「いのちをつなぐ学校」受付開始 生物学者・福岡伸一氏によるリアル授業やボルネオ学習ツアーを開催

「いのちをつなぐ学校 by SARAYA」キービジュアル

サラヤ株式会社は、キーワード「衛生」「環境」「健康」をテーマに、教師や子どもたちに学びの機会を提供する、教育支援プロジェクト「いのちをつなぐ学校 by SARAYA」の2024年度プログラムを決定し情報公開した。

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2024.04.26

日本を代表する生物学者、福岡伸一氏と考える「いのちをつなぐ学校 by SARAYA」今年も開催決定

「いのちをつなぐ学校 by SARAYA」キービジュアル

サラヤ株式会社は、日本全国の教師や子どもたちに「生命科学」や「衛生」「環境」「健康」をテーマにした学びの機会を提供する、教育支援プロジェクト「いのちをつなぐ学校 by SARAYA」の2024年度のプログラムを決定し、4月18日(木)より特設サイトで情報を公開した。

第一弾として、同校の校長を務めるフクオカハカセこと、日本を代表する生物学者の福岡伸一氏による、人間と地球の「いのち」について考える「いのちをつなぐ特別授業」を、5月11日(土)に東京の会場とオンラインで開催する。

また第二弾は、サラヤが環境保全活動を行っているマレーシア・ボルネオ島現地の森林や農園をフクオカハカセと一緒に訪れ、環境問題や生物多様性を学ぶツアーを8月16日(金)~22日(木)に実施する。

動画コンテンツや出張授業で学べるほか、2024年度はフクオカハカセによるリアル授業を初開催

「いのちをつなぐ学校 by SARAYA」では、サラヤが事業の柱とする3つのキーワード「衛生」「環境」「健康」をテーマに、日本全国の学校(小学・中学・高等学校)に教材や学びの機会を提供する。

感染症から自らのいのちを守る衛生の知識から、気候変動、環境破壊から地球全体のいのちを守る大切さまで「いのちを未来につなぐための学び」を、動画コンテンツや社員による全国の学校への出張授業を通して学ぶことができる。

特設サイトでは福岡伸一氏が、3DCGの“フクオカハカセ”に変身し、微生物学、疫学などの歴史から「生命とは何か」を動画でわかりやすく解説。

開校3年目を迎えた今年度の「いのちをつなぐ学校」はさらにパワーアップし、フクオカハカセが初めて画面を飛び出し「いのち」について探究しながら学ぶ、特別授業やツアーを開催する。

プログラム【1】今改めて考えたい「いのちとは何か」

「いのちをつなぐ学校」のキーワードでもある「センスオブワンダー」をテーマに、生命とは何かについて問いかける特別授業を5月11日(土)に開催。4月18日(木)から参加申込を特設サイトで受け付けている。

「センスオブワンダー」は「自然の神秘さや不思議さに目を見張る感性」を意味し、1960年代に環境破壊をいち早く訴えたアメリカの生物学者・レイチェル・カーソンの名著のタイトルとしても知られている。

特別授業では、生物学者であるフクオカハカセが自らの幼少期から現在に至るまでの経験を通して考えている“いのちとは何か”について伝える。

レイチェル・カーソン没60年となる2024年、改めて「いのち」について、生命哲学、生命科学などの観点から、わかりやすくフクオカハカセが解説。

このイベントは、一般社団法人シンク・ジ・アースが主催する教育支援活動「SDGs for School」と連携していて、誰でも参加が可能。

新渡戸文化学園(東京都中野区)の会場とオンラインのハイブリッド形式で開催する。フクオカハカセと中高生が対話する時間もあり、次世代を担う学生たちの深い学びにつながる企画だ。

「フクオカハカセのいのちをつなぐ特別授業」概要

福岡 伸一氏

いのちをつなぐ学校の校長を務める福岡伸一氏

日時:2024年5月11日(土)13:30~16:00(13:00受付開始)
会場: 学校法人 新渡戸文化学園 ハピネスホール/オンライン(Zoomセミナー)
(東京都中野区本町6-38-1/東高円寺駅 徒歩5分、中野駅徒歩15分)
内容:フクオカハカセのセンスオブワンダー
参加人数:会場120人、オンライン490人 ※先着順、参加無料
応募方法: 特設サイト内の応募フォームよりご応募ください
募集期間: 2024年4月18日(木)~5月7日(火)
主催:いのちをつなぐ学校(サラヤ株式会社)
共催:学校法人 新渡戸文化学園
協力:一般社団法人シンク・ジ・アース

プログラム【2】SDGs最前線を体感!ボルネオ島6泊7日で環境問題、生物多様性を学ぶ

ボルネオ島の象

【参考写真】サラヤでは、ヤシノミ洗剤など対象商品の売上1%(メーカー出荷額)を、ボルネオの環境保全や野生動物の保護活動に寄付している。

フクオカハカセと一緒にマレーシア・ボルネオ島で環境問題や生物多様性、生命について考える「フクオカハカセと行くボルネオ学習ツアー」を中学・高校生を対象に、8月に実施。

サラヤでは、自社製品の原料のひとつである「パーム油」の生産地ボルネオで、生物多様性の保護と環境保全活動を行っている。

今回のツアーでは、ボルネオの森林に生息する希少な野生動物や昆虫を探し生物多様性の大切さを学んだり、パーム油(アブラヤシ)のプランテーション(農園)を見学し生物との共生を学ぶ、環境・社会の“SDGs最前線”を体感できる企画だ。ツアー詳細や応募方法は、5月中旬ごろ公開予定となっている。

福岡 伸一(ふくおか しんいち)氏プロフィール
生物学者。1959年東京生まれ。京都大学卒。青山学院大学教授。米国ロックフェラー大学客員研究者。サントリー学芸賞を受賞。『生物と無生物のあいだ』(講談社現代新書)、『動的平衡』(木楽舎)など、"生命とは何か"をわかりやすく解説した著書多数。ほかに『福岡伸一、西田哲学を読む 生命をめぐる思索の旅』(小学館新書)、『迷走生活の方法』(文藝春秋)、訳書に『ドリトル先生航海記』(新潮文庫)、『ガラパゴス』(講談社)など多数。

お問い合わせ先/サラヤ株式会社
https://www.saraya.com/

※掲載している情報は、2024年4月26日時点のものです。

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