「NIKE(ナイキ)」が、CO2と廃棄物排出ゼロの未来を目指すプロジェクト「Move to Zero」。このプロジェクトの幅を広げ、循環型デザインを追求した「ナイキ リバイバル コレクション」を2月に発表した。資源削減や再生のための取り組みが盛り込まれたコレクションだ。
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「NIKE(ナイキ)」は、二酸化炭素と廃棄物排出ゼロの未来を目指すプロジェクト「Move to Zero」の取り組みの幅を広げ、循環型デザインの原則をアパレルのデザインに結びつけた「ナイキ リバイバル コレクション」を2月に発表した。
このナイキ リバイバル コレクションは、7月23日よりNIKEメンバー限定でオンラインストアとNIKEアプリで発売をスタート。7月30日よりオンラインストアと一部のNIKE販売店にて一般発売を開始する。
フルジップやフーディ、クルー、Tシャツ、ジョガーパンツ、ショーツを含む多くのスタイルは、クラシックなシルエットで性別にこだわらない仕上がりになっている。
すべてのアイテムが、再生繊維やオーガニック繊維を75%以上含んだ混紡素材でつくられているのが大きな特徴だ。
ナイキ ウィメンズ フレンチテリー クルー 8,250円
「ナイキ リバイバル コレクション」では、資源削減や再生のために、4つの取り組みに注力している。
1つ目は、パターン効率だ。コレクションのすべてのアイテムは、裁ち落とされる布クズの量をできるだけ抑えるようつくられている。四角や三角などのパターンを使うことでダイナミックな美しさが生まれた。
2つ目は廃棄物を循環させたフリースだ。この素材には、先シーズンの残り物のスクラップからつくられた工場廃棄物由来の糸を使っており、素材裏にはさまざまな色が散りばめられたような独特な風合いを生んでいる。
3つ目は、不染色であること。このコレクションの「グレー色」は染めたものではないため、従来のフリースと比べて染色による排水が少ない。
一部のアイテムの裾は裁ちっぱなしにして簡単に巻き上げることができ、自分に合わせてフィット感を調節したり、フリースの裏地の色を見せるように着こなすこともできる。
4つ目は、工場で発生した余剰素材を再生してつくられる素材「ナイキグラインド」と、前述であげたリサイクルされたフリース素材の裏側を、NIKEロゴにも使用している点だ。
新しい素材の使用を極力減らすことで炭素排出量の削減を行なっている。
再生素材が生み出す独特の色合いや風合いを、洗練されたデザインに落とし込み、新しさを吹き込んでいるところは、時代の先をいくNIKEならでは。新しいファッションの愉しみ方を今後もNIKEのアイテムから学べそうだ。
ナイキ ウィメンズ フレンチテリー ドレス 9,350円
ナイキ ジャージ エッセンシャル S/S トップ 4,950円
ナイキ エッセンシャル フルジップ フーディ 9,900円
問い合わせ先/NIKE
https://www.nike.com/jp/
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