「JPSA(日本プロサーフィン連盟)」は3月1日、“楽しむ気持ちが社会を変える。みんなで考えよう海洋ごみ問題”をテーマに「ReWave Meet up 2024」を開催する。さまざまな分野からゲストを招いたトークセッションや、ワークショップ、ゲームなどが行われる予定だ。
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知識をもって体験することで地球を変える|ELEMINIST Followersのビーチクリーンレポート
2021年「JPSA(日本プロサーフィン連盟)」の海洋環境保全活動のプロジェクトとして生まれた「ReWave」は“楽しむ気持ちが社会を変える。みんなで考えよう海洋ごみ問題”をテーマに「ReWave Meet up 2024」を開催する。
このMeet upは、同じ気持ち、問題意識をもつ人同士の意見交換、交流の場をつくることで、新たな気づきが生まれるきっかけにすることを目的としている。
地球の70%以上に広がる海。そこには日々、多くのごみが流れ込み続け、2050年には魚よりプラスチックごみの量が多くなることが予測されている。
その現実の前に、言葉もなく立ち尽くすばかりで、何をどうしていいのかわからない人も多い。「ReWave」の活動は、サーファーが自主的に始めたビーチクリーンが原点。
「海って楽しい」「海が好き」同じような気持ちを持つ人がつながれば、より多くの人の心を動かし、社会を変えるパワーになるのでは、という想いからスタートしているのだ。
企業・自治体・NPO・アスリート・生活者が、立場や肩書きに関係なく集まり、できることを考え、話し合う時間を過ごしてほしいというコンセプトの「ReWave Meet up 」。
とかく悲観的になりがちな問題だからこそ、ポジティブな気持ちを大切にして、新しいアイディアを見つけていきたいとメッセージを発信している。
【開催概要】
開催日:3月1日(金)※オンライン開催の予定はなし
開催時間:13:00~17:00 ※終了時間は前後する可能性あり
開催場所:シティラボ東京(東京都中央区京橋3-1-1東京スクエアガーデン6階(https://citylabtokyo.jp/#access)
参加費:無料 ※事前申込必須
申し込み期日:2月26日(月)
【プログラム】
第1部:トークセッション
第2部:海洋ごみ学習カードゲーム「Recycle Master」体験
第3部:共創アクション・ワークショップ
【企業・団体様向けセミナー】
※イベント当日は必ず名刺をご持参ください。
※参加人数に限りがあるため、応募が多い場合は抽選となる場合があります。
※2/27(火)までにrewave@jpsa.comよりメールにて抽選結果をご連絡させていただきます。
※メールの指定受信・拒否設定を行っている場合は、メールが届きませんので制限解除お願いいたします。
ELEMINIST 編集部/後藤未央
出版社にて月刊誌・ムックに携わった後、広告制作会社でファッションブランドのシーズンカタログ、百貨店、リテール、オーガニック野菜などの食品宅配カタログの編集ディレクターを担当。現在は『ELEMIINIST』で主に編集企画や広告企画を担当。エシカル・コンシェルジュ講座修了、CSR検定3級。
一般社団法人 日本プロサーフィン連盟理事長/細川哲夫氏
40年以上のサーフィン経験があり、自身もロングボードプロ。ツインフィン、クアッドなどのショートボードも乗りこなす。2018年にJPSA理事長に就任。プロサーフィン競技を通して企業や地域との信頼関係を深め、選手の競技環境や活躍の場を広げることに尽力。
地球環境の変化を感じるサーフィンに向き合うなかで、「サーフィンから社会を変える」という想いで、2021年に海洋環境保全プロジェクト”ReWave”を設立。
著書には「確実に上達するロングボードサーフィン」。出演DVDは「大人のためのロングボード・サーフィン (エキスプレス)」、「Alternative Board -revolution- (ライズシステム)」など。サーフィンブランド“DOWN THE LINE”でオリジナルのサーフボードを展開。
RIKACO
数々の人気雑誌のキャリアをスタートさせ、ファッションアイコンとして圧倒的支持を集め、その後タレントとして活躍を広める。
2020年には自ら代表を務めるライフスタイルブランド“LOVEGIVES LOVE”を立ち上げ、これからの将来がよりよい社会そして自然環境を保ち続けることを目指し取り組む、未来の子ども達の為に、今私ができる事をコンセプトとしている。
プロサーファー/善家尚史氏
高校生より、地元の湘南・鵠沼を中心に、アマチュアのサーファーとして活動を開始。2005年、社団法人日本プロサーフィン連盟主催のプロアマ最終戦にて準々決勝に進出。これを機にプロサーファーに転向。プロサーファーに転向後は、コンテスト、雑誌や、モデルなど多岐に渡り活躍中。
ReWave/柴切 五輝氏
1988年2月29日生まれ。新卒で某都市銀行に入社後、2015年より株式会社博報堂DYスポーツマーケティングにて勤務。プロアスリートのマネジメントや世界レベルで活躍するアスリートのスポンサーセールスを長年経験。
JPSA海洋環境保全プロジェクトReWaveの立ち上げに携わり、現在もプロジェクト推進を担当している。近年は大学でスポーツビジネスの講義も担当。留学先のハワイで出会ったサーフィンに魅了され、現在も細く長く続けている。
茅ヶ崎市役所 環境部資源循環課 主事/八幡 悠平氏
生まれも育ちも茅ヶ崎市。学生時代に始めたサーフィンをきっかけに、地元に貢献していきたいという想いを抱き、新卒で茅ヶ崎市役所に入庁。
入庁後は、ごみの減量化・資源化施策を推進する環境部資源循環課に配属。ごみ有料化の導入や環境学習事業の拡大に携わる。生活するうえで必ず発生するごみに少しでも関心を持ってもらうために日々奮闘中。
ごみの学校 運営代表
株式会社浜田サーキュラーエコノミー顧問/寺井正幸氏
1990年亀岡市出身。2013年兵庫県立大学環境人間学部卒業後、株式会社浜田に入社し、サーキュラーエコノミー共創推進室を立ち上げ、産業廃棄物処理会社だからこそできる強みを活かして、自治体、企業など多くのパートナーとともにサーキュラーエコノミーの実現に向けた実証を実施。
その後、ビジネスマン・主婦・子どもまでみんながごみのことを正しく知れる場を提供したいと考え「株式会社ごみの学校」を立ち上げ、2年で合計4000名にごみに関する講座を実施。
facebookグループ「ごみの学校」でも2400名超えのコミュニティを運営している。現在でも複数の企業や自治体と連携をして、新しい循環型の社会・サービスづくりに向けて日々挑戦を進めている。
JPSAの海洋環境保全プロジェクト「ReWave」が、ごみ・資源循環の専門家と開発した海洋ごみ教育カード「Recycle Master」を使って、ゲームをしながら楽しく海ごみや資源循環について学ぶ。
「Recycle Master」は、2023年のグッドデザイン賞を受賞。単に課題を認識させるだけではなく、海洋プラスチックをごみではなく資源として認識し、海への関わりを高めるポジティブでいいアプローチであることが評価された。
企業・自治体・NPO・アスリート・生活者が、一堂に会すこの機会に、海洋環境保全について、それぞれの視点でできることを考え、どのような連携の可能性があるか、集まり、話し合えるワークショップを実施。インプット〜アイデア開発〜アイデア発表までをコンパクトに行う。
※プログラム内容は変更になる可能性がございます。
2021年、JPSA(日本プロサーフィン連盟)の海洋環境保全活動のプロジェクトとして、ReWaveは生まれた。ReWaveとは、Reduce, Reuse, Recycleなどのサステナブルな行動を象徴する Re(再び/元に)と、Wave(波)を組み合わせた言葉。
海を守るためのいろいろな想いが、波紋のように、多方面に波及してほしいという願いが込められている。できることから、ひとつひとつ。小さな波があつまれば、大きな波になるように。
海洋プラスチック問題を中心に、海を守るための具体的なアクションに取り組み、海の環境保全に関する賛同の輪を広げていくための活動を行なっている。
お問い合わせ先/JPSA 海洋環境保全プロジェクト ReWave事務局
https://rewave.jpsa.com/
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