土屋鞄製造所は2025年度に入学する小学生向けのランドセル全52製品を、2024年2月14日(水)から発売する。全9シリーズ52種、約40色を揃え、性別にとらわれない色味と型にこだわったジェンダーレスカラーのランドセルだ。また、卒業後の修理サービスも開始する。
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土屋鞄は25年度入学向けの製品として全9シリーズ52種、約40色を発売する。性別にとらわれない色味と型にこだわったジェンダーレスカラーのランドセルだ。
「女の子は赤、男の子は黒」という固定観念がなくなり、“好みの多様化”と“多色化”が進むランドセル市場において、豊富な種類、多彩な色をラインアップする。価格帯は幅広く、6万円台の人工皮革を使用した物から、10万円台後半の天然牛革やコードバンを使ったモデルまでを揃える。
製品の軽量化にも引き続き注力しており、革など素材を見直し、製品全体の6割強にあたる34種を、前年よりも約5~70グラム軽くしている。人気ブランド「ミナ ペルホネン」とのコラボモデルの新デザインは、前年より約70グラム軽量化し、6種発売する。
また、サステナビリティの強化にも取り組む。従来の「6年間無料修理保証」に加え、卒業後も修理を請け負う「卒業後修理サービス(有料)」を導入する。
すべてのランドセルは職人が一つひとつ手づくりする、高品質な日本製だ。創業者・土屋國男氏は2022年11月、職人として「現代の名工」に選ばれ、確かな技術による丈夫で美しい製品を届けている。
土屋鞄が世相を捉えいち早く手がけたジェンダーレスのランドセルの代表となるシリーズ「RECO(レコ)」は、性別にとらわれないデザインを目指した製品で、今年度は計10色(10種)(同83,000円~84,000円)を展開する。
10製品はいずれも、「男の子の色」「女の子の色」という固定イメージを払拭するような、“大人でもほしくなる色”を意識している。「自由な色選び」がコンセプトのカラー展開だ。
型は、毎日背負うための機能性や持ち運ぶための収納性といった、必要な要素に絞り設計している。あえて装飾性を持たせず、中性的でモダンな、洗練された装いだ。
今期は、5月31日(金)まで完売を出さずに販売する。ラン活が早期化するなか、人気シリーズの全10色から、自分の好きな色を選んでいただける。
「RECO」は2022年度入学用として2021年に初登場するや否や、当社売り上げトップ5に同シリーズ4製品がランクインする大ヒットシリーズで、2024年度入学向けモデルの発売時に、色のバリエーションを増やしている。昨年(2023年)も好調で、シリーズの売り上げがランドセル全体の約4割を占めている。
土屋鞄が過去に製造し、新品のまま保管していた製品を販売する「STOCK LUCK(ストック・ラック)」シリーズは、SDGsの「つくる責任」の観点から2022年に着手した、製品を無駄にしないための取り組みだ。
生産計画に基づく予測数のずれや諸事情によるキャンセルなどで出た在庫の良品を、店頭、ECサイト、出張店舗にまで販路を拡大して展開する。製品は、2021年、2022年に販売していたアトリエシリーズ2製品を取り扱う。当時話題となった過去の人気柄を再び選んでいただける。出庫に合わせて改めて検品しており、6年間の無料修理の保証も付いている。価格は据え置き(税込83,000円~84,000円)で数量限定だ。
思い出の詰まったランドセルを、ペンケースなどの小物やミニチュアランドセルなどに仕立て直すリメイクサービスが好評だ。リメイク品は5種から選べる(税込11,000円~)。3月中旬以降、複数回に分けて、自社ECサイトで予約を受け付ける。卒業の記念として、お子さまやご家族が、ランドセルをより身近に感じられるアイテムだ。
土屋鞄は「ランドセルリメイク」サービスや「6年無料修理保証」「卒業後修理サービス」など、SDGsの「つくる責任」の観点から、製品を永く使っていただくための各種取り組みを進めている。
お問い合わせ先/株式会社土屋鞄製造所
https://tsuchiya-randoseru.jp/
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