「BAUM」循環思想ストーリーを表現するコンセプトストアOPEN 伊勢丹新宿店ビューティアポセカリーへ

コンセプトストア内装

スキン&マインドブランド「BAUM」が、伊勢丹新宿店 本館地下2階 ビューティアポセカリー に1月31日、新店舗をオープンする。デザインにデザイナー狩野 佑真氏の「ForestBank™️」を採用。BAUMの循環思想のストーリーのなかから「ひのき」を取り上げデザインされている。

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2024.01.25
EARTH
編集部オリジナル

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「BAUM」伊勢丹新宿店にコンセプトストアOPEN デザイナー狩野佑真氏の“ForestBank™️”採用

コンセプトストア内装

「樹木との共生」をテーマに掲げるスキン&マインドブランド「BAUM(バウム)」は1月31日(水)に、伊勢丹新宿店 本館地下2階 ビューティアポセカリー に、デザイナー狩野 佑真氏の「ForestBank™️(フォレストバンク)」を採用した新たなデザインの店舗をオープンさせる。

デザイン背景

樹木のインスピレーションを受けて誕生したBAUMは、多様な樹木の根、幹、樹皮、葉、果実、そのすべてから抽出した豊な恵みを肌と心でいただく体験を届けている。

また樹木の恵みを受け取るだけでなく、未来に向けて循環する取り組みとして、パッケージ等での環境負荷軽減への取り組みに加え、製品の木製パーツに使用しているオーク(ナラ)の苗木を店頭で育て、岩手県に位置するBAUMオークの森への植樹を行っている。

さらに、2024年4月に予定されている、主要スキンケアラインのリニューアルに伴い、特別提携する四国地方の豊かな森林で育てたひのき原木をチップ化。

ひのきチップから丁寧にエキスを抽出・蒸留した「ひのき水」を新たな樹木由来成分として、BAUMの主要スキンケア5品に配合。この取り組みに伴い、オーク(ナラ)の苗木に加え、ひのきの苗木も店頭で育て、四国地方に位置する「BAUMひのきの森」に植樹する活動をはじめることで、パッケージと中身成分両方において樹木の恵みを循環させる取り組みを行なっていくとしている。

新たにビューティアポセカリーに誕生するストアにおいては、BAUMの循環思想のストーリーのなかから「ひのき」にハイライトし、感性で樹木に触れ、体感できる場所にしたいという想いが込められている。

デザインコンセプト「Atelier BAUM」

美しい森のなかに存在する、職人のアトリエをコンセプトに、BAUMが掲げる「樹木との共生」の哲学をさまざまな角度から感覚的に捉え、樹木に「触れる」体験を生み出す場所をイメージ。

「自然素材のラフで豊かな表情とクラフトに見られる繊細なディテール」と「静寂さと温かさ」という一見すると相反し合うマテリアルとデザインディテールの要素を、バランスよく織り交ぜ、心地よくもエッジを効かせた空間になっている。

マテリアルには、狩野氏が創り出すマテリアル、ForestBank™️に「BAUMひのきの森」から集めた小径木や枝葉、樹皮、実、規格外になり使われなくなったプロダクトの木製パーツやその端材などを混ぜ合わせたBAUMオリジナルのものを採用している。

伊勢丹新宿店オリジナルのデザインを開発するにあたり、狩野氏自らBAUMひのきの森に訪れ、そこで得られたインスピレーションから、針葉樹の森をイメージした、縦に伸びる、凛と整然とした印象の空間を設計した。

「Atelier BAUM」ストア体験

木々のさまざまな表情を多角的に展示したアトリエで、BAUMを構成する要素を紐解き、樹木成分・樹木の香りなどを通じ、樹木の魅力に触れてもらうことができる。

1:BAUMの3つの樹木の香りを起点とし、商品をセレクトできるカウンタースペース

3香調の香りとともに、各香調を構成する主要成分の香りを体験することができ、香りを入口に商品を選ぶことができる。

2:樹木の豊かな恵みを実感する、カウンタースペース

BAUMのスキンケア製品に関連した樹木の恵みを閉じ込めたハーバリウムを見ながら、製品を試すことができる。

3:BAUMの循環思想を伝えるサステナブルウォール

ハイドロ エッセンスローションや、オーデコロンの木製パーツがつくられる過程を見ることができる他、ストアで育てている苗木が成長していく様子、ForestBank™️の端材ディスプレイなど、BAUMの循環思想を包括的に実感できる。

狩野氏が創り出す「ForestBank™️」

製材された木材だけでなく普遍性を持つ素材である樹木(森林)の価値を新しい角度から捉え直すことで、まるで森林そのものを凝縮したような新しいマテリアルデザイン。

森林をめぐる課題や可能性についてリサーチを行い、製材された木材だけでなく森林そのものが持つ多様な価値に着目し、それを表現するべくさまざまな実験を通して新たなマテリアルとして開発された。

建築や家具に使用されることの少ない小径木や枝葉、樹皮、実、その森の土など樹木にまつわるさまざまな物を、反応性ミネラルベースと有機溶剤・VOCを一切使用しない完全水性アクリル樹脂と混ぜ合わせ製作されている。

デザイナープロフィール

狩野 佑真(かのう ゆうま)
Creative Director|Designer|Material Designer

1988年栃木県生まれ。東京造形大学デザイン学科室内建築専攻卒業。アーティスト鈴木康広氏のアシスタントを経て2012年にデザイン事務所「STUDIO YUMAKANO」を設立。

2023年「株式会社NOU」として法人化。ネジ1本からプロダクト・インテリア・マテリアルリサーチまで、実験的なアプローチとプロトタイピングを重視したプロセスを組み合わせて、さまざまな物事をデザインの対象として活動している。近年はミラノやパリをはじめとする欧州や日本国内のさまざまな場所で精力的に作品を発表している。

主な受賞にグッドデザイン賞、M&O Rising Talents Award、German Design Awardなど。武蔵野美術大学 空間演出デザイン学科 特別講師(2019年-)武蔵野美術大学 建築学科 非常勤講師(2022年-)

お問い合わせ先/BAUM
https://www.baumjapan.com/baum/index.html

※掲載している情報は、2024年1月25日時点のものです。

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