環境活動を行う女子スキージャンプ選手の髙梨沙羅さん、執筆家の四角大輔さんがフェアトレード・ジャパン団体アンバサダーに就任した。認定NPO法人フェアトレード・ラベル・ジャパンは、二人とともにフェアトレード・ジャパンのVison実現に向け活動を行っていく。
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髙梨沙羅さん(左)と四角大輔さん(右)
認定NPO法人フェアトレード・ラベル・ジャパンは、「公正な貿易の実現によって、世界から貧困がなくなり、生産者が持続可能な生活を実現し、自ら未来を切り開いていける世界の実現」をVisionに1993年に設立から30年活動を行っている。
フェアトレード・ラベル・ジャパンの考えに共感し、ご自身でも環境活動をされている女子スキージャンプ選手の髙梨沙羅さん、執筆家の四角大輔さんが、日本人初となるフェアトレード・ジャパン団体アンバサダーに就任することになった。
グローバルな視点を持ち、各界で活躍する二人とともに、フェアトレード・ジャパンのVison実現に向け活動を行っていく。
「私がフェアトレードを意識するようになったのは環境に配慮するコンテンツを見たことがきっかけでした。生産者に適正な賃金が支払われる仕組みや発展途上国の労働環境整備等、地域社会や環境を守りながら、サステナブルな世界の実現への取り組みに感銘を受けました。また、スキージャンプの試合でヨーロッパ各国を転戦するなかで地球温暖化による環境問題を肌で感じています。自然の中で飛べることに感謝して、いま起こっている世界の背景をより多くの人に伝えていきたいです。みんなにとって大切な場所を守る為に、環境にもやさしいフェアトレードを応援しています。」
「環境問題と人権問題こそが、社会課題の二大巨頭です。環境問題は目視できて体感しやすいですが、人権問題は遠い場所や目の届かない所で発生するだけに非常に根深く、難しいです。人の命に関わるこの重要な社会課題を解決すべく、30年にわたってグローバルに活動されてきた、フェアトレード・ジャパンの日本人初の団体アンバサダーという重責を果たせるよう頑張ります。環境問題と人権問題というテーマをわかりやすく多くの方に伝えられるよう努めたいと思います。」
1993年設立、2023年11月に30周年を迎える認定NPO法人。国際フェアトレードラベル機構(Fairtrade International)の構成メンバーとして、日本国内における国際フェアトレード認証ラベルの認証・ライセンス事業、フェアトレードの啓発・アドボカシー活動を行う。国際フェアトレードラベル機構は、公正な取引を通じた世界の貧困問題の解決、生産者の持続可能な生活の実現を目指して1997年設立された国際組織。現在開発途上国71カ国・190万人以上の生産者・労働者と消費国30カ国メンバーが参加する。
お問い合わせ先/特定非営利活動法人フェアトレード・ラベル・ジャパン
https://www.fairtrade-jp.org/
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