株式会社Bé-A Japanが開発した、生理用品を一切必要としない超吸収型生理ショーツ「Bé-A(ベア)」は、クラウドファンディングで1億円を突破するほどの反響を呼んだ。吸収力のほか、防臭やお腹を温める機能などが注目のフェムテックアイテムは7月30日に一般発売を開始する。
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株式会社Bé-A Japanは、従来の生理用品を一切必要とせず、履くだけで生理期間を過ごすことができる超吸収型生理ショーツ「Bé-A(ベア)シグネチャー ショーツ」を開発。
クラウドファンディングサイトで6月1日から先行予約発売しており、7月15日の募集終了までに9,062人の支援を獲得。1億円を超える資金を集めるほどの大きな反響を呼んだ。
7月30日にはオフィシャルオンラインストアで一般発売が開始される予定だ。
ベア シグネチャー ショーツ 6,900円
「Bé-A」は「Girls be ambitious. 望めば変わる。人生も、世界も」をコンセプトに、経血の伝い漏れやナプキンの交換など、多くの女性が抱えるストレスや負担を軽減するフェムテック商品。
クラウドファンディングサイトでは、血液専用粉洗剤「Bé-Aウォッシングパウダー」とのセットをリターンの品としていた。
クラウドファンディングで集めた支援金は、日々最前線で戦う医療従事者への支援として、医療施設への「Bé-A シグネチャー ショーツ」寄贈に当てられる。
医療に従事する女性は立ち仕事や動きの多い仕事を行っており、ユニフォームも白や薄い色が多く、生理中の悩みが大きいのではないかということからプロジェクトが企画された。
ベビー用肌着やシニア向け尿漏れ下着を手がける、国内屈指のメーカーとの共同開発により生まれた5層の吸収体は、120mlの液体を吸収。
これは、生理2日目の平均経血量の3倍以上となる。吸収体は全長47cmあり、後ろ部分をウエストまで伸ばしたことで、後ろ漏れの心配もない。
生地には抗菌・防臭加工を施したほか、最先端技術「テラヘルツ波」を放出するテラヘルツ鉱石をパウダー化し、綿生地へプリント。生理時の冷えやすいお腹を2枚重ねの生地がやさしく包み込んで温めてくれる。
生地の機能は、洗濯を繰り返しても衰えることはない。
女性が初潮を迎えてから閉経するまで約40年間。生涯で使い捨てのプラスチック製生理用ナプキンを1人あたり12,000枚も使用することになる。
Bé-Aは、ナプキンもタンポンも使わず、プラスチックごみを軽減する環境にやさしいサステナブルアイテムだ。
問い合わせ先/Bé-A
https://www.withbe-a.com/
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