無印良品では、9月末のSDGs週間に向けて「もったいない市」を、9月4日から全国の大型店舗17店舗で開催する。まだ十分使える商品を廃棄するのではなく、お買い得な価格で販売する取り組みで、服や家具を販売する。
ELEMINIST Press
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無印良品を展開する株式会社良品計画は、9月末のSDGs週間に先駆けて、新古品や、ワケありの商品を販売する「もったいない市」を、9月4日(月)から全国の大型店舗17店舗で開催する。
「もったいない市」は、限りある資源を無駄にするのは“もったいない”という想いから、傷・汚れ等によりお客様へ届けられなかった商品や、開封後返品された商品など、まだ十分使える商品を廃棄するのではなく、お買い得な価格で販売する取り組み。
店舗により商品の取り扱いは異なるが、今年6月に実施したもったいない市で販売した無印良品の定番家具であるスタッキングシェルやブナ材折りたたみチェアなど、日常にすぐに役立つ家具を取り揃えている。
今回のもったいない市では、ReMUJIから再生ウール混クルーネックセーター、Vネックセーターとつくろう服のベビー、キッズをReMUJI取り扱い店舗で販売。
セーターに使用している素材には、回収されたウール製品や生地を粉砕し、再度紡績した糸を使用している。つくろう服は生産時にできた小さな傷や汚れにより販売できない服にワッペンを付けた商品となっている。
生活雑貨からは、人気商品である歯ブラシスタンドのB品(正規商品の基準をクリアしていない規格外品)で、ゆう薬の色むらや、焼成時についた黒点などの規格外で商品化できない商品を捨てることなく、星印を付けて再度焼き付けて販売する。(色は4色でランダムに出荷)
また、ロングセラー商品である白磁食器シリーズでは、製造工程で発生した色むらや、ちいさな汚れなどの理由から商品化できなかったものの、ふだん使いに支障がないものを、数量限定、いまだけの価格で販売する。
さらに、9月中旬より順次、足なり直角靴下のB品を「生産者がもったいないと思った足なり直角靴下」として販売。編み傷や汚れなどがあり、見た目の基準は満たしていないものの履くには十分の靴下で、生産者がチェックして「もったいない」と思った靴下を23-25cm、25-27cmの2サイズ各7足セットで販売する。(種類や、不採用になった理由はランダム)
※いずれの商品も数に限りがあるため、なくなりしだい終了。
無印良品は、全国津々浦々で日常の生活を支えることを目指し、永く使える商品の開発を行うとともに、リサイクル・リユースの推進、環境負荷の低減に取り組みながら、今後も日常生活に役立つ日用品を拡充していくとしている。
ReMUJIは、お客様が長年愛用した無印良品の服を2010年より回収し、洗いなおしたり、染めなおしたりすることでアップサイクルできる服を、藍や黒(墨)などで染めなおし、新たな価値を持つ商品に再生し、販売する活動のこと。
「染めなおした服」は、2015年より、服と服をつなぎ合わせてリメイクし、新たな服として再生する「つながる服」および仕分け段階で染めに回すことができなかった素材の服を、洗いなおし、古着として再販売する「洗いなおした服」は、2019年より複数店舗で販売している。
北海道シエスタハコダテ、札幌パルコ
関東錦糸町パルコ、板橋南町22
中部直江津、イーアス春日井、マルエイガレリア
関西イオンモール四条畷、イオンモール堺北花田、みのおキューズモール、トナリエ南千里アネックス、京都山科、阪急西宮ガーデンズ、神戸阪急
中国広島アルパーク、エブリイOkanaka津高、天満屋ハピータウン岡北
オンラインストア一部傷や汚れのあるワケあり家具を販売。
※ReMUJI取り扱い店舗(https://www.muji.com/jp/ja/shop/service/S025)
※広島パルコでのつくろう服の取り扱いはありません。
お問い合わせ先/株式会社良品計画
https://www.ryohin-keikaku.jp/
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