植物をまるごとエキス化　京都生まれのサステナコスメ「NEMOHAMO」

GOOD NATURE STATIONオリジナルコスメブランド「NEMOHAMO」

京都・四条河原町に2019年12月にオープンした、トータルライフスタイル施設「GOOD NATURE STATION（グッドネイチャーステーション）」発のオリジナルコスメブランド「NEMOHAMO（ネモハモ）」。

ブランドコンセプトは「根も、葉も、茎も、花も、実も。」。植物をまるごと低温真空抽出法でエキス化し、良質な植物が持つ酵素・ビタミン・ミネラルなどをフレッシュなまま商品化している。水、石油由来の原料を一切使うことなく天然成分のみでつくることで、植物の力をあますところなく引き出した。自然の力を実感できるコスメだ。

商品ラインアップは、一つひとつの工程を大切に、丁寧につくりあげたスキンケア＆トイレタリーライン。ブースターオイル、洗顔ソープ、ローション、シャンプー、トリートメントなどが揃う。直営店のほかオンラインストアでも購入が可能だ。

素材、土、農法、パッケージ　すべてにサステナビリティを

素材となる植物には、コメヌカ、ツバキ、ホホバ、ユズなど、約20種類の素材を使用。キー成分となる素材は、一般的に滋養強壮や動脈硬化にいいとされるジンセノサイド成分をふんだんに含む万能薬として日本中で重宝されてきた「オタネニンジン」だ。ひげ根も葉も茎も花も、あますところなくエキス化し、配合することに成功した。

また、有機JAS認証を取得した里山と自社農園を所有し、生産元の土壌、育ち方、生産者の思い、副産物の利用方法などを把握することにこだわっている。

これは原料から製造工程・販売まで、すべてのプロセスを明らかにすることで製品のトレーサビリティを保証することにつながる。契約農家の協力のもと、有機・無農薬栽培を採用し、虫がついたら手で取り払うなど徹底している。

さらに化粧箱や容器の素材には、詰替容器や非プラスチック容器、サトウキビ廃材を利用したバガス紙やリサイクルペーパーなどを使用。サステナビリティにこだわった商品づくりに取り組むことで、循環型社会に寄与するライフスタイルを目指している。

こうした取り組みが認められ、2019年の「サスティナブルコスメアワード」では、ブースターオイルが最優秀賞、バランススキンローションが岸紅子賞を受賞した。人にも、自然にもいいものを楽しみながら、自分らしく取り入れてみてほしい。

商品問い合わせ先／NEMOHAMO
https://nemohamo.com
施設問い合わせ先／GOOD NATURE STATION
https://goodnaturestation.com/