KDDIが「GINZA 456 Created by KDDI」で、体験型イベント「Trim the EARTH~めぐる、学ぶ、世界のカーボンニュートラル~」を7月28日から開催している。このイベントでは、カーボンニュートラルに向けた世界の取り組みについて親子で学ぶことができる。
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知識をもって体験することで地球を変える|ELEMINIST Followersのビーチクリーンレポート
KDDIは7月28日から10月上旬まで、KDDIコンセプトショップ「GINZA 456 Created by KDDI」(以下 GINZA 456)にて、カーボンニュートラル(CO2排出量実質ゼロ)に向けた世界の取り組みについて学べる体験型イベント「Trim the EARTH~めぐる、学ぶ、世界のカーボンニュートラル~」を開催している。
このイベントでは、森/街/海を旅しながら、カーボンニュートラルに向けた世界の取り組みを学ぶことができ、事前予約不要で誰でも無料で参加が可能だ。
GINZA 456の特徴である映像で囲まれた没入空間と、触ると反応する壁や、のぞくとARで説明が浮かび上がる双眼鏡型ARグラスのインタラクティブな体験で、実際にそれぞれの場所を旅した気分で理解を深めることができるのが魅力となっている。
気候危機を回避するため、いま世界では2050年カーボンニュートラル実現に向けたさまざまな取り組みが実施されている。
KDDIは2030年度までの実現を目指し、太陽光パネル活用などでCO2排出量実質ゼロの携帯電話基地局であるサステナブル基地局の運用などに取り組んできた。
一方、カーボンニュートラルの実現には生活者/自治体/企業が一緒になって協力しあうことが重要になる。
今回のイベントは、お客さまにカーボンニュートラルの知識や気付きを得てもらい「自分にできることは何か」を考え行動するきっかけの場とすることで、ともに地球環境を守っていこうという想いに共感してもらうことを目的としている。
また、環境配慮としてCO2排出実質ゼロの再生可能エネルギーを使用して、イベントを運営していく。
なお、このイベントはKDDIのオウンドメディア「KDDIトビラ」の、サステナブル基地局をはじめとしたKDDIのカーボンニュートラルの取り組みを紹介している「カーボンニュートラル特集」を実際に体験してもらえる場と位置づけていて、7月29日からはカーボンニュートラルをテーマとしたCMの放送も行われている。
GINZA 456の地下1階と1階を活用した2部構成展示。地下1階では世界のカーボンニュートラルの取り組みを体感することができ、1階では取り組みの詳細について学び、最後に参加者自身が地球のために何ができるかを考えてもらう流れになっている。
世界で実施しているカーボンニュートラルに向けた取り組みを学べる旅の始まり。壁3面と床1面を映像で囲まれ、参加者はまるで森/街/海を旅しているような没入感で各シーンを巡る。
森では木を間伐する人やたくさんの生物、海では藻を育てるダイバー、街では環境に配慮した人の生活を見ることができ、触ると反応する壁面や、のぞくと説明が浮かび上がる双眼鏡型ARグラスで楽しく学べる。
【触ると反応する壁面・床面】
壁面や床面の映像は、人の動きに反応して変化する。壁面を触ることで木が成長する体験などを通じ、その役割や重要性について学ぶことができる。
【双眼鏡型ARグラス】
双眼鏡型ARグラスで壁面の映像をのぞくと、カーボンニュートラルに向けた世界の取り組みに関する解説が双眼鏡上に浮かび上がる。
例えば、双眼鏡型ARグラスを「間伐する人」に向けると、木を伐採する意義を学ぶことができる。森/街/海での取り組みを見つけながら、空間を散策することでさまざまな学びを得ることができる。
1階ショールームでは、地下1階で体験した森林資源の循環などの世界の取り組みに関する詳細や、KDDIのサステナブル基地局などの取り組みを、スライドショーと実物展示で解説している。
体験の最後に、学びの体験を通して得た知識と気づきから、参加者自身が明日から何に取り組めるのかを考えた内容をスマートフォンから投稿すると、現地の大型モニターへ投影される。
ほかの参加者が考えた取り組みも見ることで、さらに新たな気付きを得てもらおうという試みだ。
【展示】
・高い発電効率と「薄い/軽い/曲がる」性質を実現し、さまざまな場所への設置が見込まれる「ペロブスカイト太陽電池」
・手作業による分解で、再資源化率99.8%を実現した携帯電話・植物由来で土に戻るプラスチック代替素材「modo-cell®」を使用したKDDIブランドグッズ(数量限定で販売)
・生物名前判定AIを備え、誰もが楽しく生物情報を収集できるいきものコレクションアプリ「Biome」と、銀座のいきものマップ
SDGsについて授業でも取り上げる小学校が増えている。このイベントの体験を夏休みの自由研究としても活用してもらえるよう、自由研究で使えるフォーマットをイベント会場で配布している。
参加者自身で撮影した画像や学んだこと、感想を入れることで、自由研究資料ができ上がるので、親子で一緒に楽しく自由研究に取り組むことができる。
お問い合わせ先/KDDI株式会社
https://www.kddi.com/
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