氷の代わりに天然石はいかが？　28億年前に誕生したソープストーン、低密度で冷たさ続く

「カレリアンソープストーン」のアイスキューブ　28億年前の石で冷たい飲み物を

地球上にまだ生物が存在しない時代、地殻変動により山が隆起し、巨大なエアポケットができた。そこに溶解した岩の塊が流れ込み、極度に圧縮されたことにより、ソープストーンができた。

ソープストーン自体は世界で約200ヶ所以上に存在するが、フィンランドの北カレリアン地方で28億年前に生成された天然石「カレリアンソープストーン」はなかでも特別だ 。高い蓄熱性を持ち、フィンランドでは暖炉の材料として使用されてきた。

気孔率が極めて低く密度が高いため、熱も冷たさも長時間蓄えることができ、においや味、液体が染み込んでしまうことがない。また、ピュアな自然素材（主にミネラルと鉄分）からできていて化学物質は一切入っていない。

「HUKKA DESIGN」はそうした特徴を生かし、ウェルネス、サウナ、クッキングやギフトに向けた商品を開発している。

これからの季節におすすめなのが「アイスキューブ」。あらかじめ冷凍庫で冷やしておき、グラスに少量の氷と一緒に入れれば、味を薄めずに冷たいドリンクを長く楽しめる。天然素材で耐久性にも優れ、通常の食器と同様に洗えるので繰り返し使うことができる。

地球から生まれ、地球に還るサステナブルなストーン

HUKKA DESIGNの商品は、サステナビリティにこだわり長く愛されるデザインのもと製造されている。ほとんどのカレリアンソープストーンは、エネルギーを使って人工的に地表深くから採掘されたものではなく、石を覆っていた表面の岩石の大部分が氷河期に削り取られたものだ。

また、世界最大の天然石暖炉メーカーから仕入れており、暖炉では使えない小さい端材を含めてストーンが無駄にならないように活用している。

また、採掘地と製品の工場は比較的近く、製造から販売まで最低限のエネルギー使用に抑えている点も環境にやさしい。万が一商品が壊れてしまった場合は、100％天然石であり人工的な成分や化学添加物を一切含まないため、自然に還すことも可能だ。

環境問題だけではなく、労働問題に取り組んでいることにも注目したい。採掘地と工場が位置する地域は就業率が低く、カレリアンソープストーン産業は地域雇用に貢献している。

温冷対応でリラックスタイムに最適なストーン　カッサやアイ＆フットケアなど

HUKKA DESIGNは、アイスキューブの他にもさまざまな商品を開発、販売している。

体をほぐすのに最適な「カッサストーン」は男女問わずおすすめだ。温冷ともに対応するので、温めてリラックスしたい時に使ったり、冷蔵庫で冷やせば朝のむくみを取りたいときに活躍する。

血液もストレスもじんわり流し、小顔マッサージにも最適だ。マッサージオイルを併用すればベルベットのような極上の滑らかさを体験できる。

パソコンやスマホで疲れた目は「アイケアストーン」がほぐしてくれる。寝起きのむくんだ目元には、冷蔵庫で冷やしたストーンを乗せればスッキリ。

その他にも、フットケアストーンやネックピローなど心も体もリラックスさせてくれるボディケアストーンがラインアップされている。

問い合わせ先／HUKKA DESIGN
http://www.hukkajapan.com/