「ユニクロ」難民による手工芸品ブランド“MADE51”販売店舗拡大 UNHCRと「ユース難民アートコンテスト」共催

MADE51のアイテム

株式会社ファーストリテイリングおよびユニクロは、2021年より国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の手工芸品ブランド「MADE51」の支援を行ってきた。今年は販売店舗を拡大し、難民が故郷の伝統的な技巧を通して想いをつなぐ。

ELEMINIST Press

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2023.06.28
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難民の自立支援につながる手工芸品ブランド「MADE51」ユニクロ展開店舗が日本各地に拡大

MADE51のアイテム

株式会社ファーストリテイリングおよびグループブランドのユニクロは、6月20日の世界難民の日に合わせ、難民が故郷の伝統的な技巧でつくる国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の手工芸品ブランド「MADE51(メイドフィフティワン)」の販売を、2022年に続き実施することを発表した。

この取り組みを通じて、約150名の難民とその家族の生計支援を目指す。また、2023年は新たにUNHCRとともに、世界の30歳以下を対象とした 「ユース難民アートコンテスト」を開催。

コンテストで入選した作品は、第2回グローバル難民フォーラムが開催される今年12月をめどに発表する予定だ。

入選作品はTシャツにデザインされ、UNHCR公式ショップや一部のユニクロ店舗で販売する計画となっており、2023年度以降、世界各地のユニクロ店舗で発売される「MADE51」のホリデーカードなどのデザインとして採用される予定となっている。

これらの売り上げは、UNHCRを通して世界の難民支援活動に活用。また、コンテストをきっかけに多くの方に難民問題を知ってもらい、アートを通して難民支援に参加してもらうことを目的に、募集期間中には、UNHCRや難民支援に携わるNGOやアーティストともに、ニューヨークや日本のほか、難民キャンプでもアートワークショップを開催する。

故郷の伝統技術を継承する難民たちが制作 UNHCRのグローバルブランド「MADE51」

MADE51は、UNHCRが2018年に立ち上げたグローバルブランド。故郷の伝統技術を継承する難民たちが制作した手工芸品を世界市場に流通させることで、難民の自立と生活再建を支援している。

この取り組みは、WFTO(世界フェアトレード連盟:World Fair Trade Organization)と協力しており、難民の職人たちは避難先の団体や企業のサポートを受けながら、フェアな労働環境で働いている。

ファーストリテイリングは、2021年からMADE51の支援を始め、現在は商品の販売を通してサポートを続けている。2023年は、ユニクロとMADE51のオリジナル商品「UNHCR×UNIQLO 想いをつなぐキーチェーン」「UNHCR×UNIQLO 想いをつなぐブレスレット」を販売。

展開店舗は、2022年の都内5店舗から9都道府県23店舗へ拡大。また、2023年秋冬のホリデーシーズン以降、世界各国・地域へ販路を広げる予定だ。

株式会社ファーストリテイリング 代表取締役会長兼社長 柳井正氏のコメント

「17年にわたり、UNHCRとパートナーシップを組んできたことで、長期化する難民問題の解決には物資や資金の提供だけではなく、難民が自立するための支援と、より多くの人に現状を知ってもらうことが必要不可欠であると実感しました。

平和な社会を希求する企業として、今回のアートを通じた取り組みが、世界中で難民問題を知るきっかけとなり、より多くの難民が経済的に自立し、各地域で安定した暮らしを手に入れるための礎になればと考えています」

フィリッポ・グランディ 国連難民高等弁務官のコメント

「この魅力的なプロジェクトで、再びファーストリテイリング(ユニクロ)と一緒に活動できることを大変うれしく思います。アートは連帯の象徴であり、異なる文化や言語を持つ人々を結びつける素晴らしいツールです。

長年にわたるパートナーシップと難民支援に取り組むファーストリテイリングに対して、心より感謝をお伝えしたいと思います」

世界難民の日 “想いをつなぐ”キャンペーン UNHCR×UNIQLO商品

【日本】「UNHCR x UNIQLO 想いをつなぐキーチェーン」

「UNHCR x UNIQLO 想いをつなぐキーチェーン」

販売店舗:9都道府県23店舗、ユニクロオンラインストア
販売点数:約8000点
販売価格:1500円

「UNHCR x UNIQLO 想いをつなぐブレスレット」

「UNHCR x UNIQLO 想いをつなぐブレスレット」

販売国:9都道府県23店舗、ユニクロオンラインストア
販売点数:約20000点
販売価格:990円

※どちらも販売価格にはつくり手の難民の方々に支払われる製作の対価に加え、UNHCRへの寄付(キーチェーンとブレスレット合計28000点の販売価格の約28%)が含まれる。

【米国】「UNHCR x UNIQLO 想いをつなぐキーチェーン」

販売国:米国2店舗、オンラインストア
販売点数:約700点
販売価格:税込 14.90ドル
※販売価格にはつくり手の難民の方々に支払われる製作の対価が含まれる。

【英国、イタリア】MADE51ポップアップストア

商品をつくっている女性

Photo by ©︎UNHCR/S Tarling

実施国:英国・ロンドン、イタリア・ミラノ

MADE51 展開店舗

日本:北海道(札幌エスタ店)宮城県(仙台アエル店)
群馬県(前橋南インター店)
東京都(五反田TOC店/銀座店/池袋東武店/池袋サンシャイン60通り店/御徒町店/吉祥寺店/世田谷千歳台店/UNIQLO TOKYO/原宿店/新宿フラッグス店/新宿三丁目店/浅草店)
神奈川県(MARK IS みなとみらい店)
愛知県(名古屋店)
京都府(京都河原町店)
大阪府(あべのキューズモール店/UNIQLO OSAKA/LINKS UMEDA店/イオンモール堺北花田店)
福岡県(天神店)
米国:ソーホー ニューヨーク店/ディズニー・スプリングス店
英国:リージェントストリート店(ロンドン)
イタリア:コルドゥージオ広場店(ミラノ)

世界難民の日 “想いをつなぐ”キャンペーン ユース難民アートコンテスト2023

UNHCRが2020年、30歳以下の若い世代の方々の才能や創造性を世界中に広める機会をつくり、アート作品を通して難民支援の思いをつなぐことを目的として立ち上げたコンテスト。

今年はファーストリテイリングとユニクロがUNHCRと共催する。難民問題を知るきっかけやアクションにつながるだけではなく、難民の若手アーティストの自己表現の場でもあり、その可能性を最大限に発揮するための手段にもなっている。

テーマは「HOPE AWAY FROM HOME/#難民とともに 描く希望

このテーマは、故郷から逃れることを余儀なくされた人々が、避難先の社会に受け入れられることで、希望を見出し、生活の再建へつながる重要性をより広く知ってもらうために選ばれた。

新たな場所で希望を見出した経験やアイデアをテーマに作品を募集し、選ばれた作品はファーストリテイリングがTシャツや「MADE51」のホリデーカードなどにして世界中へ作品を届ける。

世界のあらゆる場所で難民に寄り添い、支援をしようという人々の想いをつなげ、避難先の新たなコミュニティで難民の方々が希望を見出すためのチカラになることを目指している。

応募開始:6月15日(木)11:00
応募締切:9月30日(土) 23:59
※時間は中央ヨーロッパ夏時間(CEST)
応募資格:10~30歳のユース世代なら、世界中の誰でも参加可能。
※プロのアーティストである必要はありません。ユース世代の難民、国内避難民、庇護申請者、無国籍者の参加も歓迎します。
テーマ:HOPE AWAY FROM HOME/#難民とともに 描く希望
審査基準:創造性、メッセージ性が審査されます。抽象的なデザインも歓迎。
応募方法:1枚の絵またはコミック・ストリップを手描き、もしくはパソコン、タブレットを使って制作し、デジタルデータで送付。

<アワード>
グランプリ作品:
UNHCR、ユニクロのSNSへ投稿。UNHCR写真動画サイト「Refugees Media」への掲載。
入選作5作品:UNHCR公式ショップや国内外の一部ユニクロ店舗でTシャツとして販売。「MADE51」のホリデーカードなどのデザインとして世界中で配布。
※Tシャツの売り上げの一部はUNHCRの難民支援活動に寄付される。
発表時期:第2回グローバル難民フォーラムが開催される12月をめどに発表予定。

お問い合わせ先/株式会社ファーストリテイリング
https://www.fastretailing.com/jp/

※掲載している情報は、2023年6月28日時点のものです。

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