三井住友フィナンシャルグループ“GREEN×GLOBE Partners”3周年を記念した「ちきゅうのみちくさ展」開催

ちきゅうのみちくさ展

株式会社三井住友フィナンシャルグループが2020年より運営している、環境・社会課題解決に取り組むコミュニティ「GREEN×GLOBE Partners」が3周年を迎えた。記念として、7月5日〜7月27日に環境や社会課題について考える展示「ちきゅうのみちくさ展」が開催される。

ELEMINIST Press

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2023.06.14

「GREEN×GLOBE Partners」三井住友フィナンシャルグループによる事業者コミュニティが3周年記念イベント開催

GREEN×GLOBE Partners

株式会社三井住友フィナンシャルグループは、環境・社会課題解決に取り組むコミュニティ「GREEN×GLOBE Partners」(以下GGP)を2020年より運営している。

これまでGGPは「環境・社会課題解決の『意識』と『機会』を流通させる」ことを目的に、情報発信や、仲間を見つけるための機会の創出など、事業者に向けた支援を行ってきた。

一社では解決が難しい環境社会課題を多様なステークホルダーの力で解決するために、業種や企業規模、団体種別(企業、自治体、社団法人など)にとらわれず、1500社・団体以上のパートナーが参画している。

ちきゅうのみちくさ展

今回、設立3周年を記念し、7月5日(水)〜7月27日(木)に三井住友銀行東館ライジングスクエアにて、環境や社会課題について考える展示「ちきゅうのみちくさ展」を開催することを発表した。

GGPの連携パートナーである株式会社ロフトワークと連携し、持続可能な社会へのヒントとなるアート作品や事例を展示することで、サステナビリティの新しい視点を提供する。

また、展示期間中である7月11日(火)には、“サステナビリティ”や“ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン”をテーマに、有識者によるトークセッションを開催。

従来のビジネスの常識にとらわれず、多様なステークホルダーとともに地域社会や自然環境をよりサステナブルにする事業者を招き、これからのビジネスのあり方について探求していく。

「ちきゅうのみちくさ展」寄り道して考えるサステナビリティ

SDGsが国連サミットで採択されてから7年ほどが経ち、ビジネスや消費をより持続可能なサイクルへ転換しようという意識や取り組みが社会に浸透しつつある。

その一方で、世界的な変革の流れのなかで、持続可能性と経済性を両立させることに苦労していたり、社会全体での意識啓蒙が進んだ結果、活動自体が目的化してしまい、個人としての納得感を持てていないまま義務感や焦りを感じながら、日々指針や目標と向き合っているといった人もいるのではないか。そんな疑問が起点となっているのが「ちきゅうのみちくさ展」だ。

持続可能な社会に取り組むプレイヤーたちが、社会課題や環境課題に対する向き合い方を再構築し、ポジティブに捉え直せる体験を提供することを目指し、展示とトークイベントを行う。

目の前の課題を見つめながらも、少しだけ肩の力を抜いて新しい視点を得られるような体験機会や、ともに未来を目指すパートナーとの出会いを創出することを目指している。

トークセッション

トークセッションでは、従来のビジネスの常識にとらわれず、環境・社会課題について、地域や文化、社会システムといった、俯瞰的な視点で課題を捉え直し、社会をよりサステナブルにする事業を営む人たちを招き、これからのビジネスのあり方について探求する。

■セッション1: B-corpや共助の取り組みから学ぶ、サステナビリティ時代の価値創造とビジネス変革

企業としてESGに取り組む際によくありがちな短期視点・直線思考を脱却し、土地や人と関係性を築き上げていくところから新しいビジネスの流れづくりに注力している人たちを招き、サステナブルなビジネスのあり方や他者との共創から生まれるイノベーションの可能性について議論。新しい常識となるような視点を提供する。

登壇者:
酒井 里奈(株式会社ファーメンステーション 代表取締役)
鳥居 希(株式会社バリューブックス 取締役)
林 篤志(Next Commons Lab ファウンダー)
岩沢 エリ(株式会社ロフトワーク Culture Executive/マーケティングリーダー)

セッション1の登壇者

セッション1の登壇者

■セッション2:DE&I実現に向け、当事者視点で社会構造を再構築するには?

これまでの社会に染み込んでいる価値観や社会システムが「社会的弱者」という立場を生んでいるという視点を持ち、従来では行政が主に担ってきたケアサービスに事業として取り組まれている人たちを招く。

どのように社会システムを見直し更新しているのか、そして誰もが公平なスタートラインに立ち、豊かな人生を生きる社会をつくるためにどんなことができるのかについて議論していく。

登壇者:
垣内 俊哉(株式会社ミライロ 代表取締役社長)
鈴木 堅之(株式会社TESS 代表取締役)
矢田 明子(Community Nurse Company株式会社 代表取締役、一般社団法人 Community Nurse Laboratory )
棚橋 弘季(株式会社ロフトワーク 執行役員 兼 イノベーションメーカー)

セッション2の登壇者

セッション2の登壇者

■セッション3:GREEN×GLOBE Partners 参加企業が語る、ビジネスとサステナビリティの現在地

実際にGGPに参加している老舗企業、スタートアップや自治体が、GGPのサポートで生まれた新たな取り組みを紹介。異業種との協働による相乗効果や、経済性と社会性を両立する事業を推進していく想いについて語る。

登壇者:
安福 武之助(株式会社神戸酒心館 代表取締役社長)
城宝 薫(株式会社テーブルクロス 代表取締役CEO)
山田 隆大(神戸市 北区役所 総務部 地域協働課)
村上 芽(株式会社日本総合研究所 創発戦略センター シニアスペシャリスト)

セッション3の登壇者

セッション3の登壇者

<トークセッション概要>
開催日:
7月11日(火)14:00~16:45
参加費:無料
配信:YouTube配信
共催:株式会社三井住友フィナンシャルグループ、株式会社三井住友銀行、株式会社ロフトワーク、株式会社コングレ
申込締切:7月9日(日)23:59

·視聴者のみなさまの画面や音声は共有されません。お気軽にご参加ください。
·プログラムは変更となる場合がございます。

展示

展示会場には、私たちにふだんとは違う角度で社会や地球環境を捉えるきっかけを与えてくれる7組のアーティストや活動家による作品を展示。SDGsなどの「ゴール」に向けて一直線に奔走するなかで、ともすれば見失ってしまいそうになる課題の本質や個人の感情を改めて見つめ直し考えることができる「寄り道」のようなひとときを生み出す。

「True Circulation; death connects birth」Kanna Momose + Kohei Ito
「かつて風景の一部だったものに、風景をプリントする。」岩崎 広大
「棍棒飛ばし」東 樫(全日本棍棒協会)
「町を編む」宮田 明日鹿
「曖昧なランドマーク」キュンチョメ
「HUMAN X SHARK」長谷川 愛
「大手町のみちくさガイド」studio TRUE

展示構成イメージ、什器制作協力:株式会社飛騨の森でクマは踊る
会場構成:tamari architects

展示される作品

展示される作品

展示される作品

展示会場

<展示概要>
開催期間:7月5日(水)~7月27日(木)※会期中無休
開催時間:平日/8:00~18:00、土日祝/9:00~18:00
入場費:無料(事前予約不要)
会場:三井住友銀行 東館 ライジング・スクエア1Fアース・ガーデン(東京都千代田区丸の内1-3-2)
共催:株式会社三井住友フィナンシャルグループ、株式会社三井住友銀行、株式会社ロフトワーク、株式会社コングレ

お問い合わせ先/三井住友フィナンシャルグループ
https://www.smfg.co.jp/

※掲載している情報は、2023年6月14日時点のものです。

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