文化服装学院のファッション高度専門士科4年生とセイコーエプソン株式会社が取り組むコラボレーションの一環として、韓国の著名デザイナー イ・サンボン氏による特別講義が行われた。未来のファッション界を担う学生たちに向け、社会課題である環境への取り組みや考え方などが語られた。
ELEMINIST Press
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5月25日(木)文化学園にて、ファッション高度専門士科4年生とセイコーエプソン株式会社が取り組むコラボレーションの一環として、韓国のブランド「LIE SANGBONG」のデザイナーであるイ・サンボン氏の特別講義を行った。
イ氏は韓国内のみならず、パリファッションウィークをはじめ世界各国で活躍し、近年ではワールドスターのビヨンセやリアーナ、レディー・ガガ、キムヨナなどもイ氏のデザインの衣装を着用しており、2022年10月にはエプソン韓国と共同による同氏のイマジネーションをプリントするというコンセプトでファッションショーも開催された。
特別講義前半では、イ氏のこれまでのコレクション映像を紹介しつつ、そのデザインの源泉について、深く、そしてユーモアを交えた解説が行われた。
さらに、近年の社会課題である環境配慮への取り組みや考え方、思想などが語られるとともに、未来のファッション界を担う学生たちへの熱いメッセージも送られた。
後半ではイ氏に加え、セイコーエプソン株式会社 執行役員 プリンティングソリューションズ事業本部副事業部長 五十嵐人志氏と学生4名を交えたパネルディスカッションを実施。
「サステナビリティにおけるデジタル捺染の可能性について」「韓国・日本・ニューヨークのファッションシーンについて」をテーマに、それぞれが熱い思いを語りあった。
特別講座終了後も熱気は冷めることはなく、学生はイ氏と五十嵐氏を囲み、質問攻めとなるシーンも。両氏はそれらの質問に対し、ひとつひとつ丁寧に解説し、学生にとって非常に学びの多い特別講義となった。
お問い合わせ先/文化服装学院
https://www.bunka-fc.ac.jp/
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