「ケイミー」のエコプロジェクト ヴィーガン素材商品の先行オーダー受付開始

レディスアパレルブランド「kay me(ケイミー)」は、アニマルウェルフェアと衣料廃棄ゼロを目指すエコプロジェクトを始動した。ヴィーガンレザーなどを使ったアイテムを3種ラインアップし、オンラインショップと店舗で完全オーダー制の販売を行う。7月10日から先行オーダー受付開始。

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2020.07.09
SOCIETY
学び

エシカルマーケティングとは? メリットや実例をわかりやすく紹介

アニマルウェルフェアと衣料廃棄ゼロを目指す「ケイミー」のエコプロジェクト

動物と握手

レディスアパレルブランドkay me(ケイミー)が「kay meエコプロジェクト」を始動させた。日本の技術力とD2C(Direct to Consumer)*のシステムを活用することで、アパレルブランドとしてアニマルウェルフェア(動物が満たされて生きる権利)を尊重しつつ、衣料廃棄ゼロを目指すプロジェクトだ。
*自社の企画・製造商品をECサイトで直接消費者に販売する仕組み

顧客を対象に行った事前アンケートをもとにつくられたプロジェクト商品を7月10日(金)〜8月2日(日)の期間で先行オーダーの受付を行う。受付はグローバルオンラインストア、またはkay me店舗(銀座本店、有楽町マルイ店、新宿店、梅田店、小田急新宿店)にて開始する。

ヴィーガン素材を使ったパンプス・コート・バッグを受注生産

kay meエコプロジェクトのファーコートやレザーシューズには、動物の素材を使わないヴィーガン素材(ノンアニマル素材)が使われている。これはアニマルウェルフェアの問題を人間の技術力で解決することを目指した取り組みだ。

いま世界中で、動物の肉を使わない「植物代替肉」の市場拡大や、大手アパレルブランドによる動物の毛皮を使わない「ファーフリー宣言」などが倫理的なトレンドになりつつある。これは、動物が食肉とされるためだけに劣悪な環境で育てられたり、衣服に使うために毛皮を残虐な方法でむしり取られたりしている現状が明らかになってきたからだ。

今回はヴィーガン素材の加工に、これまで培ってきた国内工場のネットワークを活用し、日本の卓越した職人技術をかけ合わせたものづくりを行っている。

アパレル業界のもう1つの大きな問題は、衣料廃棄物だ。ケイミーではこれまでも年間を通して、全商品のアイテムや数量を顧客アンケートの結果に応じて決定してきた。今回のプロジェクトにおいては、事前アンケートでニーズの高い商品を厳選したことに加え「完全オーダー制」とし、衣料廃棄物を出さないことを目指す。

商品詳細

ぷにぷにパンプス

ぷにぷにパンプス 28,000円

柔らかくストレッチ性の高いヴィーガン素材(エナメル、レザー、スエード)を使ったパンプス。美しさと快適性の2軸に徹底的にこだわっている。

エコファーコート

エコファーコート 79,800円

リアルファーをしのぐ美しさと品質を誇るヴィーガンファーを襟元に使ったコート。ウールに見える表地もヴィーガン素材である。

エアリートート

エアリートート 46,550円

パンプスと同じ柔らかくストレッチ性の高いヴィーガン素材のトートバッグ。ワーキングウーマンを意識して最大15インチまでのパソコンやお弁当が入るよう設計されたデザインだ。スマホやICカード用のサイドポケットが便利。

問い合わせ先/kay me
https://kayme.com/jp/

※掲載している情報は、2020年7月9日時点のものです。

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