YKK AP株式会社は、5月1日に「日本気候リーダーズ・パートナーシップ(JCLP)」に加盟したことを発表した。JCLPは、全世界において2050年までに温室効果ガス排出量ゼロとする目標を支持し、持続可能な脱炭素社会の実現を目指す日本独自の企業グループだ。
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YKK AP株式会社は、5月1日、全世界において2050年までに温室効果ガス排出量ゼロとする目標を支持し、持続可能な脱炭素社会の実現を目指す企業グループである「日本気候リーダーズ・パートナーシップ(JCLP)」に加盟したことを発表した。
YKK APはこれまで「Architectural Productsで社会を幸せにする会社。」の実現に向けた重要課題の一つとして「環境との共生」に取り組んできた。
商品の製造におけるエネルギー使用量の削減や、原材料調達などにおける間接排出の削減のほか、「窓」をはじめとした建築用プロダクツを製造するメーカーとして、樹脂窓など高断熱商品の普及促進により、建築物の冷暖房エネルギー消費を減らすことによるCO2排出量削減への貢献を進めている。
今回のJCLPへの加盟により、パリ協定と整合する脱炭素化社会の実現を後押しする意思と行動を社会に示し、自社の脱炭素化の実践を通じて、国際的および地域の持続可能な発展に寄与していくとしている。
YKK APは、2020年10月に、2050年までに「気候中立」を達成するための持続可能性目標「YKKサステナビリティビジョン2050」を策定し、「気候」「資源」「水」「化学物質」「人権」の5つのテーマと関連する10項目のSDGsの達成にむけて取り組んできた。
「気候」のテーマにおいては「SBTイニシアティブ」により認定された「1.5度目標」のもと、自社およびサプライチェーンにおける温室効果ガスの排出量を、2030年までにScope1、2で50%削減 (2018年比)、Scope3で30%削減 (2018年比) することに取り組んでいる。
脱炭素社会の実現には産業界が健全な危機感を持ち、積極的な行動を開始すべきであるという認識の下、2009 年に日本独自の企業グループとして設立。
幅広い業界から日本を代表する企業を含む236社が加盟している(2023年4月現在)。加盟企業の売上合計は約143兆円、総電力消費量は約73Twh(海外を含む参考値・概算値)。
脱炭素社会の実現に向け、横浜市との包括連携協定の締結や、国際非営利組織The Climate GroupのローカルパートナーとしてRE100、EV100、EP100の普及窓口を務めるなど、自治体や海外機関との連携も進めている。
お問い合わせ先/YKK AP株式会社
https://www.ykkap.co.jp/
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