医療機関向け製薬会社発の環境再生型オーガニックブランド「MammaBaby」は、「MammaBaby community」を始動し、カーボンニュートラルな買い物と配送をかなえる日本ではじめてのECサイトをオープンした。
ELEMINIST Press
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株式会社プチフィロゾフは、医療機関向け製薬会社発の環境再生型オーガニックブランド「MammaBaby(ママベビー)」において、地球視点特化型サイトへ全面リニューアルすることを発表した。
地球温暖化をはじめとしたさまざまな課題を解決すべく、創業以来70年、大切にしてきた環境再生型オーガニックを中心とした具体的で計画的な戦略を実行し、2030年までにカーボンオフセットを用いず、カーボンインセットへの取り組みにより、1製品あたりのCO2排出量の実質ゼロを実現することを宣言。
この活動の一環として「MammaBaby community」を始動し、カーボンニュートラルな買い物と配送をかなえる日本ではじめてのECサイトが誕生した。
カーボンインセットとは、企業が自身のサプライチェーン全体の中で、温室効果ガスの排出削減や吸収を行うこと。環境再生型農業を、原材料の生産に関わる農場や隣接する地域において行い、温室効果ガスを吸収しながら、自然や生態系を回復させる取り組みが広がっている。
MammaBabyは、1944年から産婦人科などの医療機関へオーガニック&ヴィーガン製品を届けてきた製薬会社。創業者の娘が重度のアトピーを持って産まれてきたことがきっかけで、医療機関向けに研究してきた良質なオーガニック製品をすべての子どもたちに届けたいという想いが生まれ、ブランドがスタートしている。
そんなMammaBabyが実践し、大切にしてきた環境再生型オーガニックは、従来の工業型(慣行)農法のように農薬や化学肥料、除草剤等で土壌の微生物を殺さず、土壌の有機物を活かすことで大気圏からCO2を吸収する健康な土壌をつくり、排出されるCO2の量よりも多くのCO2を吸収する。これにより気候変動を逆転させるポテンシャルを秘めていると言われている。
また、環境への負荷を減らすだけでなく、生物多様性を取り戻し、水質を改善し、水害のリスクを軽減し、さらにポジティブな変化を生み出す。
具体的には、農薬・除草剤・化学肥料を使用しないこと、不耕起栽培、緑肥、有機肥料や堆肥の活用など古くから日本にある有機農業がベースの農法だ。
「MammaBaby Community®」は、100%カーボンニュートラルなシッピング&ショッピングができる場所を目指しており、環境負荷がどこよりも低い買い物へ協力をする代わりに、どこよりも安いCommunity Priceでショッピングを楽しむことができる。
MammaBaby communityで買い物をする際に発生するCO2などの温室効果ガスは、MammaBabyが支援する環境再生型農業などによって100%オフセットされる。
カーボンニュートラルな配送を約束するOne Party Logisticsを採用することで、コミュニティでの配送はすべてがカーボンニュートラルに。
さらに今回新たに、大型ECモールなどでしかまだ実装されていない、ヤマト運輸の置き配サービス「EAZY」を導入し、より便利に、そして再配達を減らすことでより地球にやさしい配送へとアップデートしている。
1. 全製品がどこよりも安い「Member Price(15%OFF)」
2. 世界各国のアーティストGIFTラッピングが無料
3. 肌に合わない時は生涯返品・返金可能
1.「1箱にまとめて」の購入
30日/45日/60日のサイクルで LINEで購入をする。まとめて購入することで資材の削減につながる。
2.無理のない範囲で「置き配」の選択
CO2削減のため、置き配をお願いしている。
3.「レフィル」での購入
リピートする際には、できる限りレフィルでの購入をお願いしている。
無限の可能性を持つ子どもたちが、自然と共生する知性と感性を育むために大切なこととは?
農業体験、職人さんとの体験、ワークショップなど、BEAUTY、環境教育、食をテーマに、各カテゴリーの専門家が未来の地球を担う子どもたちに学びの選択肢を届ける。
環境再生型農業、伝統工芸等の体験プログラムを実施し、感性と知性を育むさまざまな体験の場を提供している。
MammaBaby Communityの売上の1%は、一般社団法人 BLUE BALLOONが取り組む環境再生型農業の支援へ使われる。
物流・ブランド・地球環境の3つの専門家から生まれた「環境負荷」&「物流コスト」をもっとも低減させるプロフェッショナル集団 “One Party Logistics”の物流システムを採用。物流会社としてカーボンニュートラルな配送を約束している。
One Party Logisticsとは、「物流で気候変動を逆転させる」DtoC専門のフルフィルメント&物流(SCM)コンサルティングサービスのこと。
日本国内のCO2総排出量の約18.6%を占める物流業界。地球の未来にポジティブな活動をするブランドや企業を物流から支える一つのチーム“1Party“としてブランドの立場を理解しながらブランド全体のカーボンニュートラルをサポートしている。
さらに地球の視点を持ってプロダクトの製造から配送まで、カーボンネガティブを目指しながらサプライチェーンを一貫してマネジメントすることで「無駄なものを一切運ばない」を実現。物流コストとCO2排出量を同時に削減することで子どもたちが生きる地球の未来へ貢献するとしている。
MammaBaby Community®は、“MammaBabyが描く持続可能な未来” という子どもたちと地球との固い約束を果たすため、2030年までにカーボンインセットによるカーボンニュートラルの実現を目指している。
企業の存続のためには、売上や利益は大切。しかしそれのみに囚われることなく、地球の存続に目を向け、長期的な視野でこの活動に取り組むことで、企業として、そして地球に住む人としての責任を果たしていくとしている。
2021年における自社が直接排出した温室効果ガス「Scope1」と、他社から供給された電気などの使用に伴い間接的に排出した温室効果ガス「Scope2」に加えて、原料の調達、生産の現場から物流、製品の廃棄に至るまで、MammaBabyが生まれる過程で排出される温室効果ガス「Scope3」も含めた事業活動に関係するすべての温室効果ガスの排出量(サプライチェーン排出量)について、実質ゼロを実現した。
また、2021年のCO2排出量については、排出を削減しきれなかった分をカーボンクレジットを購入することによりオフセット。
私たちが地球上で活動をする上で、どうしても排出されてしまうCO2をいかに減らすか、そして吸収するためにどんな取り組みをすべきか。
地球全体で取り組まれている、排出量と吸収量を均衡させること(カーボンニュートラル)は容易なことではない。個人として、企業としてカーボンニュートラルを意識し、選択し、”カーボンニュートラルであり続けること”が重要であるとMammaBaby Community®はメッセージを発信している。
お問い合わせ先/MammaBaby
https://mammababy.jp/
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