下北沢駅からほど近い「BONUS TRACK」「SHIMOKITA COLLEGE」「シモキタのはら広場」の3施設をイベント会場にした「EARTHDAY SHIMOKITA」が4月22日に開催される。地球が抱える問題に向き合い、一人ひとりができることを問いかけるイベントだ。
ELEMINIST Press
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4月22日(土)、下北沢BONUS TRACKを中心とした近隣3施設を舞台にエシカルイベント「EARTHDAY SHIMOKITA」が開催される。
地球温暖化、森林破壊など、地球が抱えるさまざまな課題を想い、未来に向けてわたしたちが「いま」できるアクションは何なのかを問いかける今回のイベント。
“持続可能な未来に向けて私たちがこれからできる事”を提案し、できるだけ多くの人と共有できる場を目指している。
初回開催となる今回は、「都市と森をつなげる」をテーマに“地球の医者”と呼ばれる環境再生医、矢野智徳氏の活動を追ったドキュメンタリー映画「杜人(もりびと)」上映会やトークセッションを開催。
その他にも、“配慮ある、分別のある”を意味する「Down to Earth」をテーマに日本各地から26店舗集まるマーケットイベントや、エシカル協会とBook Bus by VALUE BOOKSによる1日限定の「循環書店」がシモキタのはら広場にオープン。エシカル業界の先駆者たちによる選書が150冊以上並ぶ。
さらにゲストシェフ三上奈緒氏を迎え、この日特別に登場するキッチンバスを舞台に、ジビエのめぐみと野菜の旨みがたっぷりと詰まったパエリアを楽しめる「100人で作る焚き火の食卓」企画など、この日にしか体験できない特別なコンテンツがぎゅっと集まった屋外イベントとなっている。
体験や食を通して日本の社会課題を学び、自分たちの暮らしのなかで、地球環境のために簡単にできるアクションをたくさん発見する1日。
What we’re able to do for the future? “わたしたちが未来のためにできることって何だろう?”
本イベントは、ELEMINIST創設者で社会起業家・環境活動家の深本南氏、Why_?をはじめ、さまざまな異なるジャンルで活躍する有志メンバーが地球のために何ができるかを提言し、みんながアクションできる場所を提供するために立ち上がり、「アースデイシモキタ事務局」として、共同企画運営を行っている。
イベント会場は「SHIMOKITA COLLEGE」「BONUS TRACK」「シモキタのはら広場」の3つの施設。
「SHIMOKITA COLLEGE」では「杜人~環境再生医 矢野智徳の挑戦」の映画上映会とトークショーを開催。
「BONUS TRACK広場」の広場と駐車場を使って行われるのは「Whyマーケット? Down to Earth」とシェフ三上奈緒氏による焚き火料理企画。そして「シモキタのはら広場」では「循環書店」と「春の循環まつり」が開催される。
「SHIMOKITA COLLEGE」と「BONUS TRACK」は「みんな電力」を通じた再生可能エネルギーで運営され、「Whyマーケット?」会場内はゼロウェイストを目標にリユース紙袋の設置や飲食物販におけるリユース容器「megloo」の導入が行われる。
さらに来場者にもエコバッグ・容器・カトラリー持参の協力を仰ぐとともに、ペットフレンドリーなイベントとしてペット同伴も可能とし、CO2削減のために電車を利用したアクセスも呼びかけている。
“地球の医者”と呼ばれる環境再生医、矢野智徳氏の活動に密着したこの作品は、2022年4月の劇場公開から異例のロングラン上映が続き、観た人々の心を動かす映画としていまもなお全国各地で自主上映会が行われている。
上映後は、音楽療法士によるサウンドバス体験ワークショップや、「森」をテーマに社会課題を解決するためにビジネスをしている人たちによるトークショーを開催。映画を通して日本の社会課題を学びながら、わたしたちに何ができるのか?いますぐ行動に移せるヒントが紹介される。
上映開始時間は9:00、12:30、15:20の3回。9:00の回は、サウンドバスワークショップとドリンクがついて6,000円、午後の2回はトークショーとドリンクがついて2500円となっている。
開催時間:
1. 9:00 〜 11:50(映画上映会+サウンドバスワークショップ+ドリンク付)6,000円
2. 12:30 〜 15:00(映画上映会+トークショー+ドリンク付)2,500円
3. 15:20 〜 17:50(映画上映会+トークショー+ドリンク付)2,500円
・開催場所:SHIMOKITA COLLEGE
・参加方法:事前予約
HIKO KONAMI氏によるサウンドバスワークショップでは、プログラム特典Pasand by ne Quittez pasの残布をつかったアップサイクルクッション&薬膳の発想から生まれた新世代のエナジードリンクPentaアースデイ限定ラベル版をプレゼント。
12:30のトークショー「おうちで苗木を育てるだけで山が復活する?!」では、株式会社ソマノベース 代表取締役 奥川季花氏が登壇し、植林用苗木をどんぐりから自宅で育て山に返す体験型プロダクト「MODORINAE」について紹介する。
15:20のトークショー「森から海へ、その間に生きるわたしたちに問う」では、一般財団法人森から海へ 代表 渡邊智惠子氏が登壇。森林保護や生物系維持の観点から捕獲されるニホンジカのうち、有効活用されるのはわずか10%であることに着目し「鹿のいのちを無駄にしたくない」「森を正常な状態に戻したい」という思いから誕生したペットフード「鹿のめぐみ」を紹介する。
「Why_? - 全ての疑問にその答えを - 」よりよい未来をつくるために生み出すモノや行動には、責任と意義を携えていくべきである。そしてその想いは、生産者や消費者がともに共有し、伝え合うことで広まっていく。
そんな場を自分たちでつくろうと始められたのが、商品の中身が見え、つくり手の顔が見え、出会いがあるエシカルでサステナブルな「Whyマーケット?」だ。
今回は“配慮ある、分別のある”を意味する「Down to Earth」をテーマに、EARTHDAY SHIMOKITAの想いに賛同する26店舗が集結。
オーガニックの野菜や、地球環境に配慮された「エシカル・プロダクト」、そして身体にも環境にもやさしいスイーツなど魅力的な店がずらりと並ぶ。
【出店者】Dandelion Chocolate(チョコレート)/ELEMINIST(エシカル雑貨)/GERMER(オーガニックフラワー)/Greenbar(オーガニックお酒)/HIDA(日本の森の精油)/Hoippo(ペット用品)/LOVEG(大豆ミート・食品)/Mellowbear(フードロスペットフード・雑貨)/MODORINAE(植林苗木ポット)/Öffen(シューズ)/OVERVIEW COFFEE(不耕起栽培コーヒー) / ovgo Baker(ヴィーガンクッキー) / penta CRAFT NATURAL ENERGY(エナジードリンク)/RISE & WIN Brewing Co.(ビール)/SOYSCREAM!!!(不耕起栽培アイス)/Syncs.Earth (土に還る・循環する服)/The Plant Society(植物・雑貨)/Uhuru by icura(ヴィーガンマフィン)/Why_?(フード&ドリンク)/yaso(木から生まれたお茶・アルコール)/YAMANI(稲わらワークショップ、アップサイクル雑貨)/ZEROWASTE LIVING(ライフスタイル雑貨)/&CRAFTS(FSC認証木工雑貨)/東果堂(フルーツ)/ココ・ファーム・ワイナリー(ワイン)/森から海へ(鹿の利活用ペットフード)※アルファベット順/26店舗
同じ空間で、同じものをわかち合い、同じ感覚を共有する楽しさ、嬉しさは人類共通の感覚。そんな食のワクワクや楽しい感覚を取り戻すテーブルにしたい。そんな想いからこの企画がスタート。
当日は、キッチンバスが登場し、焚き火で仕上げるパエリアが目の前で調理されていく様子はまるで絵本のぐりとぐらの世界を覗いているよう。
ジビエのめぐみと野菜の旨みがたっぷりと詰まったパエリアをみんなで食べるコミュニティランチの企画だ。「100人が、お皿を持参できたなら・・・」そんなことを想定した、小さな社会実験のようなイベント。人口1億2千万分の100。たかが100されど100。
当日は、自分のお気に入りのお皿(25cm程度)を持って参加しよう。食べ終わった食器はウエス(古布)で拭き取り持ち帰ることができる。
開催時間は、11:00と13:00の2回。参加費は3000円で事前予約を受け付けている。焚き火で燃やしたい木の枝も持ち寄ることができる。
■コミュニティランチ詳細
・タイトル:コミュニティランチの会「同じ釜の飯を食う。森・里・ジビエ。100人で作る焚き火の食卓」
・開催日時:2023年4月22日(土)11:00〜、13:00〜
・メニュー:薪焼きの鹿・顔の見える野菜パエリア・巣篭もり卵
・参加料金:3,000円(税込)
*当日リユース容器を利用の場合は、デポジット1000円をお支払いください。リユース容器返却の際に1000円ご返金いたします。
・持ち物:直径25cmほどのお気に入りのお皿(カトラリーは会場でご用意します)。焚き火で燃やしたい木の枝あればお持ちください。
・参加方法:事前予約
・一緒に作る人:Traveling kitchen Yum・藁屋・木葉社
下北線路街を中心に、まちの緑を守り、緑と人がともに生きるまちをつくるために活動しているシモキタ園藝部がSHIMOKITA EARTHDAYに参画。
コンポストの切り返し体験や、植物の恵みを循環させるシモキタ園藝部の取り組み紹介、さまざまな事情により育てる人のいなくなった植物をアップサイクルする古樹屋、キエーロづくりワークショップ&トークイベントなどを開催する。
▶︎10:00~12:00/まちなか園藝教室~園藝部のコンポスト体験~
生ごみを土と微生物の力で「消す」ことができるコンポスト「キエーロ」を、地域の資源を循環させた材料でつくる。(参加費/1組5000円)
▶︎12:00〜18:00/古樹屋(ふるぎや)
古樹屋は、シモキタ園藝部による循環型の街の園藝店。さまざまな事情により育てる人のいなくなった植物を預かり、育て、思いとともに新しい持ち主へとつないでいく。(申し込み不要)
▶︎13:00~15:00/まったり読書カフェ
テーマはいまから始める江戸的循環生活。課題本『江戸に学ぶエコ生活術』を読み、江戸時代の循環型生活の知恵を学び、現代の都市で暮らす私たちにも実践できる方法を考える。読んでいなくても参加可能。部員向けだが、入部に興味のある人も参加可能。(参加費/ちゃやの飲み物等ワンオーダー制)
▶︎16:00~17:00/コンポストについてのトークイベント『微生物と暮らす—森のコンポストのある日常』
小川彩氏(微生物クラブ/NPO法人地球守)と高砂雅美氏(微生物クラブ/studio 9%)が登壇。コンポストがある暮らしの魅力と、発電できるコンポストを紹介する。
一般社団法人エシカル協会のキュレーションによる本棚を展開・販売する。棚に並ぶ約150冊は、エシカル業界の先駆者たちが選んだ思い入れのある本ばかり。
一般社団法人エシカル協会代表理事の末吉里花氏や、NPO法人アニマルライツセンター代表理事の岡田千尋氏、一般社団法人Earth Company代表理事でMana Earthly Paradise創設者の濱川明日香氏などが選書人となっている。
10:00〜12:00は、末吉里花氏がブックコンシェルジュとして本棚をナビデート。また、会場には本の交換棚も設置し、譲りたい本を募る。次の読み手に出あえなかった本は「チャリボン」の仕組みを使い寄付される。 エシカル業界の先駆者たちが選んだ思い入れのある本たちが150冊以上並ぶ。
EARTHDAY SHIMOKITA 実行委員会はイベントに向けて、次のようにメッセージを発信している。
「わたしたちの暮らしはいつも地球とともにあります。地球温暖化、森林破壊など、さまざまな課題を抱えていますが、未来に向けてわたしたちが「いま」できるアクションはまだまだたくさんあります。現実に目を向け、自分からアクションを起こす場、それがアースデイです。 アースデイには、代表も規則もありません。民族・国籍・信条・宗派をこえて、だれもが自由にその人の方法で、地球環境を守る意思表示をする一日です。 そして一人ひとりが活動するだけではなく、連携/連帯していく必要があるとわたしたちは考えます。EARTHDAY SHIMOKITA、このイベントは “持続可能な未来に向けて私たちがこれからできる事”を提案し、できるだけ多くの方と共有できる場にしたいと考えます。 Sustainable (持続可能な)、Recyclable (リサイクルできる)、Replaceable (置き換えられる)、Considerable (配慮のある)、Acceptable (取り入れられる)・・・ “わたし達がこれからできること” = able for the FUTURE をテーマにこのイベントを企画します。What we’re “able” to do for the future?私たちが未来のためにできることってなんだろう?」
EARTHDAY SHIMOKITA 実行委員会
EARTHDAY SHIMOKITA
詳細
「下北沢」駅からほど近い「BONUS TRACK」「SHIMOKITA COLLEGE」「シモキタのはら広場」の3施設をイベント会場にした「EARTHDAY SHIMOKITA」が4月22日に開催される。地球が抱える問題に向き合い、一人ひとりができることを問いかけるエシカルイベント。
会場
BONUS TRACK、SHIMOKITA COLLEGE 、シモキタのはら広場
住所
〒155-0033 東京都世田谷区代田2丁目36ー12
開催日時
2023年4月22日 10:00 〜 2023年4月22日 18:00
開催予定状況
予定通り開催
お問い合わせ先/EARTHDAY SHIMOKITA 実行委員会
https://why-market.jp/blogs/magazine/earthday-shimokita-2023
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