Photo by 前回2022年春展の様子
4月5日から7日まで東京ビッグサイトにて世界20カ国から、約750社が集結するファッション展示会「FaW TOKYO」が開催される。「サステナブルファッションEXPO」や「ファッションDX EXPO」など6つの展示会で構成され23,000名が来場予定。
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ファッションのネクストトレンドが世界中から集まる日本最大級のファッション展「FaW TOKYO(ファッション ワールド 東京)」が4月5日(水)から7日(金)まで東京ビッグサイト(西1・2ホール、東7ホール)で開催される。
日本を含む世界20カ国から、最新のサステナブルファッション、アパレル、バッグ、シューズ、アクセサリー、生地・素材・副資材、ファッションDXを扱う企業が約750社集結。昨年と比べ約400社の出展数を増やしての開催だ。
出展企業(ほんの一部抜粋)
会場内では、日本のアパレルやファッションアイテム、素材が集結する「ジャパンファッションEXPO」、海外ブランド商材が出展する「海外ブランドEXPO」、インポート生地・素材が出展する「海外生地・素材EXPO」、OEM/ODM商談の専門展「ファッション OEM EXPO」、リサイクル・エシカル・フェアトレードなどサステナビリティを考慮した「サステナブルファッションEXPO」、いま話題のメタバースやDXソリューション、EC・次世代店舗向けシステムなどITサービスが出展する「ファッションDX EXPO」が同時開催される。
ブランドの仕入れ、生地・素材の発注、OEM/ODM依頼など商談を目的とした展示会で、世界中から約23,000名が来場する予定だ。
23’AWファッション、24’ SS生地における注目の新素材が多数出展する。世界初の試みとして、自動車の廃棄エアバッグが原料となった繊維や、パイナップルの廃棄される葉からつくられた生地など、環境課題に着目した素材も集まる。
サステナブル製品としては、廃棄おもちゃが原料となった子ども用の腕時計や、CO2排出量を抑えてつくった服、コーヒーかすをリサイクルしてつくられた防水スニーカーなどが出展。今回から新しく「ウェルネス」の観点を加え、ウェルネスファッションブランドも出展する。
ファッションDXとしては、アパレルに特化したスマート経営管理システムや、アプリ不要のリアルなスマホ仮装試着サービス、サンプル管理システムと連携したデジタルショールームなどが出展する。
今回新たに新設されたのが「メタバースファッションラボ」。研究途上、または開発間もない「メタバース製品・技術」を持つ厳選20社が出展。業界の未来を創る最先端メタバースを誰よりも早く体験できる。
セミナーは、「ウェルネスファッション」「トレンド」「デザイナー」などを軸に、全24講演を予定している。
2030年に向けたサステナブルファッションのあり方や、ウェルネスとサステナビリティの関わり、DX化に向けた取り組み紹介や、最新コレクション事情などを、それぞれの分野における企業担当者や専門家が登壇する。
「ccilu(チル)」がつくるのは、コーヒーかすからできたサステナブルな靴。軽くて疲れにくく、タウンユースからアウトドアまで幅広く活躍する。
「Chia Her Industrial Co.,Ltd.」は、パイナップルの葉からできた生地。パイナップルは不毛な土地でも簡単に育つため、収穫後のパイナップルの葉を利用することで、農家と環境への負担を軽減する。
マルセイユの海洋廃棄物からつくられる100%リサイクルスニーカーブランド「CORAIL(コライユ)」が日本初上陸。新技術を用いて、回収した廃棄物から素材や糸までを製造している。
「five rules(ファイブ ルールズ)」は、土に還るオーガニックコットンを使用し、生産時のCO2排出量を1/30に抑えて生産しているカットソーブランド。
「kaala」はドイツ・ハンブルグ発のヨガバッグブランド。ヨガを楽しむすべての人々に寄りそう機能的なバッグを提案し、ヴィーガン素材にこだわった地球にもやさしいブランド。
「YOT WATCH(ヨットウォッチ)」は、使われなくなったおもちゃを回収し、それを原料につくっている時計。本来廃棄されるプラスチックを再活用し、新たな価値をつくっている。
日本のアパレルブランドとして初めてB Corp認証を取得したCFCL Inc.の代表兼クリエイティブディレクターの高橋悠介氏が登壇。学生時代からブランド立ち上げ、現在に至るまでを語りつくす。
株式会社ゴールドウィンの事業本部ニュートラルワークス事業部長の大坪岳人氏が登壇し、競ったり鍛えたりするスポーツではなく、日常にあるさまざまなスポーツライフスタイルによってココロとカラダを整えることができることを伝える。
オイシックス・ラ・大地株式会社の専門役員 COCOの奥谷孝司氏が、デジタルイノベーションが加速した現代において、企業が持つべきマーケティングはどんなものか、国内外の企業のカスタマーサクセスづくりについて、最先端の事例を交えて解説する。
株式会社ハシマの常務取締役 大塚俊輔氏が、アパレル業界の課題である商品の検針履歴に必要な商品カウントの正確性の向上、RFIDタグを使用した検査履歴の紐づけについて検針機とRFIDタグ読取装置の連動、クラウド機能を用いた取り組みを紹介する。
伊藤忠ファッションシステム株式会社のifs未来研究所 所長代行 山下徹也氏、慶應義塾大学 環境情報学部 准教授の塚原沙智子氏、Global Organic Textile Standardのジャパン・リプレゼンタティブ 松本フィオナ氏が登壇。
気候変動問題に関する「パリ協定」のゴールまで、あと7年となった今年はまさに新時代への分岐点だとし、企業が脱炭素戦略を進めるには、生活者の「行動変容」を促すことも必要であることを伝える。
FaW TOKYO
詳細
世界20カ国から、約750社が集結するファッション展示会。「ジャパンファッションEXPO」、「海外ブランドEXPO」、「海外生地・素材EXPO」、「ファッション OEM EXPO」、「サステナブルファッションEXPO」、「ファッション DX EXPO」で構成されている。
会場
東京ビッグサイト(西1・2ホール、東7ホール)
住所
〒135-0063 東京都江東区有明3-11-1
開催日時
2023年4月5日 10:00 〜 2023年4月7日 18:00
開催予定状況
予定通り開催
主催者
RX Japan株式会社
※最終日のみ17:00まで ※チケット申込(無料)
お問い合わせ先/FaW TOKYO
https://www.fashion-tokyo.jp/spring/ja-jp.html
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