ディーゼルはデニムの製造工程をサステナブルな観点から再構築し、裁断くずやリサイクル素材を活用したカプセルコレクション「ディーゼル・リハブデニム」を、2023年プレ・スプリングのコレクションとして発表した。
ELEMINIST Press
最新ニュース配信(毎日更新)
サステナブルに関わる国内外のニュース、ブランド紹介、イベントや製品発売などの最新情報をお届けします。
ブランドが設立された1978年以来、デニムはディーゼルのDNAの核の存在と言える。デニムはブランドの伝統でありアイデンティティ。それと同時に、常に革新、再評価、進化が求められるカテゴリーでもあり、クリエイティブで適切、かつ未来志向であり続けることが必要だとディーゼルは考えている。
そうしたなか登場したのが「DIESEL REHAB DENIM(ディーゼル・リハブデニム)」だ。FW22のランウェイで初めて紹介され、2023年プレ・スプリングでより包括的なコレクションとして発表された。
ディーゼル・リハブデニムはデニムの製造工程を再構築し、不遜なアティテュードやユーモアのセンスをデザインに反映させたカプセルコレクションだ。
製造工程に取り入れたのは、サステナビリティのスペシャリストであるTejidos Royo(テジドス・ロヨ)と提携した循環型アプローチ。これにより、ディーゼル・リハブデニムはサステナビリティの観点から、ディーゼルがこれまでに達成したもっとも重要な成果を見出した。
ディーゼルの裁断くずを製造工程に取り入れ、100%リサイクルコットンとプレコンシューマーの廃棄物からリサイクルポリウレタン、リフィブラテクノロジーによるテンセル™リヨセルをブレンド。
ドライインディゴ®テクノロジーは、水の消費量をゼロにできる革新的な技術で、デニムの染色工程で使用する化学薬品やエネルギーの量を大幅に削減している。
これらの取り組みはブランドの価値観と、より現代的で配慮の行き届いた責任ある、より良い革新的な手法を推進することへの献身的姿勢を真摯に反映したものと言える。
2023年プレ・スプリングのコレクションは、アシッドウオッシュ、ブリーチ、そしてヴィンテージ・インディゴとグレーを組み合わせたシャドウの3種類のウォッシュ加工で構成。
メンズ、ウィメンズ、オールジェンダーのシルエットには、トグルウエストのモンスターカーゴパンツ、オーバーサイズのボンバージャケット、ジップアップのトラッカージャケット、アシンメトリーのAラインスカートなどがラインアップしている。
ジーンズはローライズのストレートレッグシルエットや切りっぱなしのエッジが印象的なスタイルが特徴だ。
お問い合わせ先/ディーゼルジャパン
https://www.diesel.co.jp/ja/
ELEMINIST Recommends