ジュエリーブランド「Pandora(パンドラ)」は、シルバーとゴールドのジュエリーに使用する資源を2025年までに100%リサイクル資源とすることを発表した。炭素排出量を減らし、業界を超えて「カーボンニュートラル」を実現するリーディングカンパニーとなることを目指す。
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グローバルに展開するジュエリーブランド「Pandora(パンドラ)」は、2020年6月2日、2025年までに新たに採掘したシルバーとゴールドのジュエリー使用を完全に停止し、リサイクル資源のみ購入することを発表した。この決定はチェーンや、サプライヤーからの部品を含む、すべての金属部分もカバーするものだ。
現在、Pandoraのジュエリーに含まれるシルバーとゴールドの71%はリサイクル資源を使用している。
金属のリサイクルは、新しい金属を採掘するよりも資源の使用量が少ないため、CO2排出量、水使用量、そのほかの環境への影響を削減することができる。今回の取り組みで、炭素排出量は銀で3分の2、金で99%以上を削減できる見込みだ。
気候変動につながる要因を削減し、さまざまな業界にとって道しるべとなる企業を目指すPandora。2025年までには店舗、配送センター、オフィスなどすべての施設を含む事業全体でCO2を排出しない「カーボンニュートラル」を目標としている。
最高経営責任者のアレクサンドル・ラクシック氏は取り組みについて次のように話す。
「シルバーとゴールドは、品質を失うことなく永遠にリサイクルできる美しいジュエリー素材です。決して、変色または腐敗することはありません。微細な金属が最終的に埋立地に埋もれるのを防ぎたいと考えています。
サステナブルなビジネス慣行の必要性はますます重要になりつつあり、企業は気候危機と天然資源の枯渇に対応する責任を果たす必要があります。これは、環境にやさしく、私たちのジュエリーをよりサステナブルなものにするための重要な取り組みです」(一部抜粋)
問い合わせ先/Pandora
https://jp.pandora.net/ja
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