日本初のゼロエネルギーホテル「ITOMACHI HOTEL 0」2023年春に誕生

ITOMACHI HOTEL 0

地方創生・まちづくり事業を展開する株式会社アドバンテックと、国内外で話題のホテルの企画を多数手がけてきた株式会社GOODTIMEが、2023年春、日本初のゼロエネルギーホテル「ITOMACHI HOTEL 0」を、隈研吾氏設計により愛媛県西条市に開業する。

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2023.01.20
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日本初のゼロエネルギーホテル「ITOMACHI HOTEL 0」が脱炭素社会への取り組みを加速

ITOMACHI HOTEL 0

グローバルでの半導体関連機器製造を中心に、近年は再生エネルギーや地方創生・まちづくり事業も展開する株式会社アドバンテックと、「白井屋ホテル」「SORANO HOTEL」など国内外で話題のホテルの企画を多数手がけてきた株式会社GOODTIMEが、2023年春、日本初のゼロエネルギーホテル「ITOMACHI HOTEL 0(ゼロ)」を、隈研吾氏設計により愛媛県西条市に開業する。

「ITOMACHI HOTEL 0」は、ホテル運営において、実質的に電力エネルギーを消費しない「ゼロエネルギーホテル」だ。日本国内のホテルで初めて、環境省が定める最高ランクの「ZEB」の認証を取得した。

建物に省エネルギーと創エネルギーの機能を同時に備えることで、実質的な電力消費0を可能としたほか、建物用途別のエネルギー消費量において、ホテルは床面積あたりの電力使用量が飲食店に次いで2番目に高くなっており、ホテルの電力使用量を実質0にすることは、脱炭素社会を加速させる大きな可能性を秘めている。

こうしたゼロエネルギーホテルが増えることで、自然環境に負荷をかけることなく人の楽しみをつくり出し、これからの時代の持続可能な観光および宿泊体験を多くの人に届けることができるようになる。

再生可能エネルギーでエネルギーの自給自足を行う「いとまち」に泊まれるホテル

いとまちのマップ

「ITOMACHI HOTEL 0」は、西条の新たな賑わい創出を目指し2020年に開業した「いとまち」の敷地内に建設。すでに開業している施設においても「ZEB Ready」の認証を取得しており、現在までにオープンしたマルシェ、レストランは、そこで生み出された電力を活用し運営している。

また、マイクログリッドが確立された街区計画となっており、災害発生時は3日間800名分の非常用電源・水・食を提供できる防災拠点としての機能も併せもっている。西条に新たな活気を生み出すとともに、エネルギーの地産地消、「RE100」に向けた取り組みなども行う「いとまち」は、持続可能な社会を実現するテクノロジーとヒト・モノ・コトの交流が生み出す、新たな地方創生の形といえる。

RE100とは「Renewable Energy 100%」の略称で、事業活動で消費するエネルギーを100%再生可能エネルギーで調達することを目標とする国際的イニシアチブを指す。

「エネルギー・テクノロジー・グリーンインフラ・食・建築」をテーマに進化を続ける「いとまち」は、来春のホテル開業以降も、温浴施設、和食レストラン、住宅街区など、続々と新たな施設がオープン予定だ。

そんな「いとまち」に開業する「ITOMACHI HOTEL 0」は「いとまち」全体を楽しんでもらえる「まち泊」を提供するホテルとして、「いとまち」を訪れる西条内外のヒト・モノ・コトの交流と賑わいを牽引し、西条の関係人口拡大に寄与することを目指す。

開業の地は「水の都」愛媛県西条市 設計は隈研吾氏

「ITOMACHI HOTEL 0」開業の地である愛媛県西条市は、北に瀬戸内海、南に西日本最高峰の石鎚山を有し、名水百選にも選ばれた「うちぬき」と呼ばれる自噴水が街中に湧き出る水の都。

豊かな自然と同時に四国屈指の農業・工業都市という側面も持つ西条は「2021年版 住みたい田舎ベストランキング」では全部門で全国1位を獲得、史上初の4冠を達成するなど、美しい水・海・山・まちが揃った暮らしやすい田舎として、注目を集めている。

「ITOMACHI HOTEL 0」は、新国立競技場など数多くの世界的建築を手がけた日本を代表する建築家、隈研吾氏が設計を担当。西条市の風景からインスピレーションを得た建築は、ホテル各棟をまたいでつながる大屋根に西条市のシンボルである石鎚山の山並みを表現するなど、西条ののびやかな自然と建築の洗練を感じる佇まいとなっている。

お問い合わせ先/ITOMACHI HOTEL 0
https://itomachihotel-0.com/

※掲載している情報は、2023年1月20日時点のものです。

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