資源を無駄にしないデジタル名刺「プレーリーカード」がローンチ

プレーリーカードとスマートフォン

株式会社スタジオプレーリーは“スマホをかざすだけのデジタル名刺”サービス「Prairie Card(プレーリーカード)」を2月7日(火)正式にローンチする。ずっと使えるICカード型の名刺で、プロフィール写真、肩書き、各SNSをはじめ、任意のURLと画像も設定可能だ。

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2023.02.07
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時間も資源も無駄にしないデジタル名刺「プレーリーカード」ローンチ

プレーリーカードの特徴

株式会社スタジオプレーリーが提供する、“スマホをかざすだけのデジタル名刺”サービス「Prairie Card(プレーリーカード)」が2月7日(火)正式にローンチする。

「人と人との出会いを豊かにする」をビジョンにかかげるプレーリーカードは、アプリは不要で、ワンタッチで情報交換が可能だ。ずっと使えるICカード型の名刺で、世界に一枚だけのオリジナルデザインで作成できる。

「個人が輝く」現代。プロフィールは複雑になり、つながりかたも多様化してきた。そうしたなか、alumistudioはスマートフォンをかざすだけで情報交換ができる「デジタル名刺」の製造と販売を開始。

さらに、名刺には掲載しきれない情報をまとめるためのウェブサービスの開発と提供を行いながら、時間も資源も無駄にしない名刺で、新たな「出会い方」を世のなかにデザインしていくことを目指していく。

「プレーリーカード」3つのポイント

スマホをかざすだけ

SuicaなどのICカードと同じ技術を用いて、スマートフォンをかざして情報を読み取る。双方がカードを持っていなくても情報伝達が可能だ。「Eight」や「Sansan」といった既存の名刺管理サービスとも連携できる。

オリジナルデザインが30秒で完成

プレーリーカードは自由なデザインで制作することが可能だ。デザイン作成ツールを使用すれば、画像を選択し、必要に応じて文字やロゴを組み合わせることによって世界で一枚だけのオリジナルデザインが簡単に作成できる。

現在、さまざまなクリエイターにオリジナルデザインで利用をしてもらい、クリエイターたちの活動を公式instagramにて紹介している。

地球にやさしい捨てない名刺

プレーリーカードは防水・防塵で丈夫なICカード。紙の名刺を無駄にすることはなくなり、名刺を切らすことも、交換した名刺の管理に困ることもない。

さらに環境保全の観点でも活動をしていくことを目指し、プレーリーカードを購入した人のなかで活動に賛同してもらえる場合、100円上乗せで購入してもらい、プレーリーカードからも100円、合わせて200円を森林保全活動団体に寄付するという取り組みを予定している。

自分だけの ”プロフィールページ” がコミュニケーションを加速

プロフィールページ

プレーリーカードをかざすだけでスマホに表示されるプロフィールページは、誰でも無料で簡単に作成・利用でき、プロフィール写真、肩書き、各SNS、ホームページ、ポートフォリオサイトなど、どんな情報でも任意のURLが設定可能だ。URLはいつでも何度でも変更できる。

交換履歴は自動で記録され「あの人の名刺あったっけ」「名刺渡してたかな」といった名刺にかける時間を大幅に減らすことができる。ユーザーの声を聴きながらアップデートを重ね、現在では名刺管理サービス「Eight」や「Sansan」に登録済の名刺情報も1タップで交換が可能となった。

従業員の社員証兼デジタル名刺として導入したり、オンラインコミュニティサービスのノベルティとして一部会員へ配布をしていたりする企業も増えている。

また、プレーリーカードとともにコミュニケーションのあり方や環境問題への取り組みを試行錯誤する「コミュニティパートナー」とも活動を広げていく。

「プレーリーカード」をいま始める意味

紙の名刺とのちがい

世界一の名刺消費国日本に「出会いのイノベーション」を

日本の名刺消費は年間100億枚にのぼり、世界一の名刺消費国と言われている。

現状の紙の名刺には「必要最低限の情報しか掲載できず、自分の活動や趣味などを伝えづらい」「管理を能動的に行う必要があり手間がかかる」「情報を気軽に更新できない」「活動が増えると名刺を複数持ち歩く必要がある」「捨ててしまう・環境にやさしくない」などといった課題があった。

一方で、名刺を完全にデジタル化する、という動きもあるが、操作の煩雑さや、なによりも、コミュニケーションとしての名刺交換の時間や、自分の分身を持ちあるく感覚は、なかなか捨てづらいものでもある。

これらを解決するためにデジタルとリアルをかけ合わせた観点でアプローチしたのが「プレーリーカード」だ。世界一の名刺消費国と言われる日本から、名刺を通じた「出会いのイノベーション」を起こしていくことを目指す。

プレーリーカードが用いる技術「NFC」の普及

NFCとは、電子タグによってデバイス同士を近づけるだけで簡単に通信が行える技術だ。身近なところでは、交通系ICカードやクレジットカードのタッチ決済に内蔵されている。

プレーリーカードをいま展開する理由としては、対応端末の普及があげられる。たとえば、2021年に売れたiPhoneの99.98%がNFC読み取り機能を搭載している。

衛生的に情報を交換できる

交通系ICカードやマイナンバーカードなどの普及によって、カードを非接触でかざすことによって通信を行うという習慣も広まっている。

日本では2022年夏にかけてコロナウィルスが猛威を奮っていたが、2023年のいま、外に出て人と会う回数が戻りつつある。従来使われている紙の名刺と違い、非接触で情報を交換できるので、衛生面でも利点がある。

クリエイターが集まるシェアハウスではじまったビジネス

プレーリーカードとスマートフォン

共同代表の片山大地氏と坂木茜音氏は「アサヒ荘」というクリエイターが集まるシェアハウスに住むシェアメイトだった。

2022年5月にヨーロッパで挑戦するために家を出るアーティストの友人に「自己紹介という名刺の役割を果たしながら、長持ちし、活動を応援することができる」ものを送ろうと考え、プレーリーカードの原型が完成した。

せっかくならとシェアメイト全員にプレゼントし、使ってもらううちに周りの友人たちからも反響があり「名刺」という出会いの文化をアップデートしコミュニケーションを変えることができるのでは、と考え始めた。

やがて、無駄になっている紙の名刺に対して環境保全へのアプローチができるのでは、と可能性を見出し始め、本格的な活動に向けて進めていくこととなった。現在は、開発と事業設計が得意な片山氏と、デザインとユーザーコミュニケーション設計が得意な坂木氏の2人で事業を行っている。いまではシェアメイトは一番近くで声を届けてくれる利用者であり、応援者でもあるという。

リリース記念のキャンペーンを開始

Prairie Cardのイメージビジュアル

リリース記念として、2月7日(火)から2月28日(火)まで期間限定でキャンペーンを行う。

好きなデザインでつくれる「オリジナルデザイン」が2000円オフの3500円で作成可能に。さらに、プレーリーカードの「公式デザイン」が、1000円オフの3400円で作成可能となる。

お問い合わせ先/プレーリーカード
https://prairie.cards/

※掲載している情報は、2023年2月7日時点のものです。

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