Photo by Oliver Nanzig
「FREITAG」から“タープの裏面”をバッグの表面に用いたインサイドアウトモデルが新しく登場した。タープの付属品を取り外し、新たな魅力を引き出したアイテムは、ショッピングバッグやポーチなど4種類が発売される。
ELEMINIST Press
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Photo by Oliver Nanzig
「FREITAG(フライターグ)」から“タープの裏面”をバッグの表面に用いた新モデルが登場した。タープの裏面をバッグの表面に用いたのは、FREITAGとしては初の試み。FREITAGのなかでも、製品化できず弾かれてしまったタープに再度目を向け、それらのタープの内側は、まだまだ魅力があることに着目した。
今回登場する4つのモデルは、タープの表裏を逆転し、タープ裏側の “ストラップを剥がした跡” に焦点を当て「不完全なる内側の美」を見出した商品だ。FREITAGに活用される前のトラックタープの内側というのは面白みのあるものではない。その理由として1つ目は、プリントは一切されず、単なる無地の一色だということ。
2つ目は、環境による影響から守られてしまうために、時を経た味わいが出ないこと。そして3つ目は、トラックにタープを固定するストラップが溶接されているため、面白みのない格子縞の模様が残ってしまうことだ。
Photo by Elias Bötticher
しかし、FREITAG工場で働くタープ解体職人が、力技でタープのアイレットやストラップ、ベルトを取り外すと、そのタープは全く違うものに見えてくる。
内側がすべて取り除かれた無防備な状態になると、新たな魅力が輝き出す。ストラップが剥がされたことによる、ほつれや粗いチェック柄が四方八方に現れ、それが退屈なほどなめらかだったタープの内側を豊かにしているのだ。
Photo by Elias Bötticher
11月2日から、入荷したタープの在庫がなくなるまで、FREITAGでは4種類の製品を販売。20Lの容量を持つショッピングバッグ「F52-X MIAMI VICE」は、外側に、余計なものを剥がした後の風合いが印象的な内側のタープでデザインされる、インサイドアウトモデル。シンプルで力強く、美しいデザインに仕上げられている。
ハンドバックパックの「F201-X PETE」もインサイドアウトモデルで、多目的に活躍する小型のタウンユースタイプ。調整可能なストラップに、複数のインナーコンパートメント、アウターにはジッパー式のコンパートメントを備えている。
リサイクル素材を利用した魅力的なインサイドアウトのA5サイズポーチ「F07-X CHUCK」とA4サイズポーチ「F08-X DAN」は、カラージップのアクセントが効いたアイテムに仕上がっている。
お問い合わせ先/FREITAG
https://www.freitag.jp/ja
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