豊島株式会社が運営する「サステナブルを身近に」をコンセプトにしたECサイト「Re:Circulet」で、オンワード商事株式会社が展開する「Raffiria」より受注生産で余剰在庫を削減したメディカルウェアが販売開始された。プロデュースは女優の観月ありさが行った。
ELEMINIST Press
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快適なライフスタイル提案を目指す豊島株式会社は、自社が運営する「サステナブルを身近に」をコンセプトにしたメディア型ECサイト「Re:Circulet(リサーキュレット)」にて、オンワード商事株式会社が展開するメディカルウェアブランド「Raffiria(ラフィーリア)」より、歌手・女優の観月ありさがプロデュースしたメディカルウェアを、10月21日(金)15時から11月30日(水)23時59分まで受注販売している。
「Re:Circulet」では「必要なものを、必要なだけ」をキーワードに受注生産を実施し、余剰在庫を削減。3DCGのサンプル製作により、サンプルの廃棄やコスト、配送代などのロスを削減している。
観月ありさとラフィーリア、リサーキュレット3者の“医療従事者の方々、サステナビリティへの想い”をカタチにした、今回のメディカルウェア。
観月ありさが過去に出演した作品によって身近に感じていたメディカルウエアを通して、コロナ禍で日々ご献身されている医療従事者の方々が少しでも元気に、そして笑顔になってほしいという想いと、そんなつくり手の想いを伝える販売方法、さらに、生産過程から販売後に至るまで地球環境へ配慮したモノづくりを実現する3者の想いが重なり、このコラボレーションが実現した。
販売を記念し、10月21日(金)には観月ありさも招いた新商品発表会を開催し、3者それぞれがメディカルウェアに込めた想いやサステナブルな取組みについて語った。
豊島株式会社の渡邉美和氏は、次のようにプロジェクトにおけるサステナブルな取り組みを紹介した。「リサーキュレットは、“サステナブルを身近に”というコンセプトのもと、ライフスタイルアイテムを通して日々の生活を豊かに、少しずつ地球にいいことを提案するメディア型プラットホームです。
サステナブルファッションの価値向上と、地球環境に配慮するライフスタイルの拡大を目指して、情報の発信と受注の場を提供しております。長年、ファッション業界では、衣服の大量廃棄が問題視されています。
本プロジェクトでは、豊島の3DCGを用いてサンプルを制作することで、サンプル商品の破棄を削減し必要な物を必要な分だけ生産する完全受注生産により、コストや運送料の削減を実現します。
さらに、リサーキュレットでは、商品がお手元に届くまでの過程や、観月さんの想いを商品と一緒にお届けして意識の醸成に取り組むとともに、売上の一部を、日本国内の森林保全を行っているNPO団体に寄付することにより、モノづくりの瞬間だけではなく、生産過程から販売後まで、地球環境を配慮した取り組みとなっております」
オンワード商事の小森由紀氏は、ファッション業界・医療福祉業界の課題や、本プロジェクトの商品について語った。
「ラフィーリアは、“医療従事者と環境に寄り添うメディカルウェア”をブランドコンセプトに掲げ、想いが伝わる上質なウェアづくりを目指しています。患者様へ安心感や希望を与え、着用者のみな様が美しく見えて、快適にお仕事していただける商品を展開しています。
加えて、環境配慮型素材やデジタルを活用した廃棄物削減等の環境に配慮した取組みをしています。本プロジェクト商品では、“笑顔の輪が広がるメディカルウェア”をコンセプトに、観月さんならではのデザイン性と、動きやすさや快適性、着心地を兼ね備えたメディカルウェアが誕生しました。 バイオマス素材を使用した環境配慮型商品で、エコマークも取得しています」
続くトークセッションでは、観月ありさが今回制作したネイビーのジャケットを着用して登場。「ドラマでメディカルウェアを着用する機会が多かったので、役を通して制服を着た時の着心地の良さについて考えたことがありました。その経験から、着心地やデザイン面などにもこだわり、看護師さんたちがより働きやすく、それでいて可愛くてエレガントなメディカルウェアをつくりたいという想いで、アイデアを出していきました。
自分のアイデアをうまく商品に落とし込んでもらい、納得のいく物をつくることができて良かったです」と自信を覗かせた。
ジャケットは、エレガントな雰囲気を表現した丸い襟や袖口、さらにアクセサリーを付けているような感覚で着ることができるテープやボタンなど、デザイン面をはじめ、ドラマ撮影時のご自身の経験を活かし、ペンを胸ポケットに差す際にインクが表に染み出しにくくなるよう、ポケットのなかに撥水生地を使用するなどの、機能面のこだわりもアピール。
スクラブは、ストラップが首に触れないよう襟元を工夫しており「さまざまな年代の方が着てくださることを考えて、過剰に派手になり過ぎず、スリムなラインになるよう、丈感やデザインにすごくこだわりました。色も形も、その日の気分に合わせて選んでいただければと思います」とデザインの多用化にも触れた。
「大変な時期はまだまだ続きますが、この制服を着て少しでもみなさんの苦労が和らげばと思いデザインしました。可愛い制服で少しでもみなさんの笑顔が増えて、その笑顔が輪となって広がってもらえたら嬉しいです。」と笑顔で締めくくった。
お問い合わせ先/豊島株式会社
https://www.toyoshima.co.jp/
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