土屋鞄の使用済みバッグを職人が丁寧にリペアしリユース販売 「より永く使えるようにし次の使い手へ」

株式会社土屋鞄製造所は、古くなった土屋鞄製造所の革製バッグを修理し店頭で再販売するポップアップストアを開催する。販売期間は、国連の「SDGs週間(9/16〜25)」に合わせ、9月21日(水)から10月10日まで、中目黒のランドセル専門店内に専用コーナーを設けて行われる。

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2022.09.20
SOCIETY
学び

エシカルインフルエンサーとは? マーケティング起用のメリットや取り組みを解説

使わなくなった土屋鞄の製品を職人がリペア 中目黒でポップアップストア開催

ポップアップストアの様子

革製品を製造販売する老舗、株式会社土屋鞄製造所は、古くなった土屋鞄製造所の革製バッグを修理して店頭で再販売するポップアップストアを開催する。販売期間は、国連の「SDGs週間(9/16〜25)」に合わせ、9月21日(水)から10月10日まで、中目黒のランドセル専門店内に専用コーナーを設けて行われる。

顧客が使わなくなったバッグを無料で引き取り、東京・西新井の工房で職人が丁寧に修理。製品の状態に応じ、クリーニングや保革、補色といった革のメンテナンスのほか、内装の張り替えや破損パーツ(ファスナー等)の交換、糸のほつれ直し、除菌加工を行う。

味のある1点物となった製品に、新品同様、返品保証や修理サービスをつけ、価格は定価の5割から7.5割程度の、税込12,300円から187,500円に抑えられている。アイテムはトートバッグやショルダーバッグ、ボストンバッグ、また土屋鞄製造所の人気商品「大人ランドセル」など約180点を取り扱う。

「リユース販売」テストマーケティングで好評 継続的な事業へ

修理前のバッグと修理後のバッグ

製品の引き取りは、国内17店舗と配送(土屋鞄製作所着払い)で昨年10月、リユースビジネスの事業化に向けた、テストマーケティングとして実施を開始。目標の100点を大きく上回る580点のバッグを1ヶ月間で引き取るなどの反響を得た。今年6月にも実施し、10月と合計で800点もの製品を回収した。

引き取りサービスを利用したユーザーの9割が「満足」とアンケートで回答し、なかには「自分のかつての愛用品が、職人の手で生まれ変わり、他の方がまた愛用してくれると思うと本当に嬉しい」といった声もあがった。

リユース品の購入者からは「状態がとても綺麗で、驚いた」「良い味わいが出た状態のバッグを購入できて嬉しい」と好評のうちにテストマーケティングを終え、今後は継続的な事業として展開していくことが決定している。

一つの物を、末長くいい状態で使い続けることができるのが革製品ならではの取り組みと考え、今後は毎年、製品を引き取る期間を設け、修理した製品を店頭で期間限定で再販売する予定。

無料引き取りは、2022年10月1日(土)から10月31日(月)まで再度行う予定で、全国17店舗と配送で対応。大阪のランドセル専門店で11月16日(水)から12月6日(火)、リユース販売を行う。

リユースアイテムには「土屋鞄」の製品であることの認定書をつけ、どのような再生を行ったかを記載。2023年以降は、リユース対象をバッグ以外の財布やキーケースといった小物にも広げていく計画のほか、引き取りと販売の期間延長、販売店舗の拡大、他社の革製品の取り扱いも検討していくとしている。

時を超えて愛される価値をつくる」より永く使ってもらうためのリユース・リメイク・リペア

修理をする職人

このリユースサービスは、職人の手によって丁寧に修理を施されることで、いい状態を保ち、より永く使えるようにして次の使い手にバトンタッチできる。そのため、お客様は確実にメンテナンスの行き届いたリユース品を手に入れてもらえる。

その点が、フリマアプリやリサイクルショップなどでの出品、購入とは異なるポイントだ。製品回収に協力したユーザーからも、エシカルな行動につながると好評で「十分使える鞄をフリマアプリへの出品やリサイクルショップへの売却を考えていたところ、キャンペーンを知った。どなたかに再利用していただくにも、土屋鞄でチェックいただいて販売されるのであれば、それに越したことはない」

「買取店ではなく、土屋鞄でリペアした上で、リユースでもほしいと言っていただける土屋鞄ファンの方にお渡しできるなら、これ以上のことはありません」といった声が寄せられている。

革製品の「修理」は解体して組み立て直すため、「新品の製造」とは全くの別物。そのため修理専門の技術を身につけた熟練の職人たちが、工房でリユース事業に取り組む。「時を超えて愛される価値をつくる」をミッションに掲げ、1965年の創業以来、製品の企画から販売まで一貫して行い、日本の感性と職人の丁寧な手仕事を大切に、お客様の暮らしに寄り添うものづくりに取り組んできた土屋鞄製造所。

革製品を丁寧に手入れし、人や世代を超え、より永く使い続けてもらうための、リユース・リメイク・リペアの3本を柱としたサステナブルなプロジェクトを新たにスタートする。

CRAFTCRAFTSのイメージビジュアル

プロジェクト名は「CRAFTCRAFTS(クラフトクラフツ)」。「craft(つくる)」を繰り返すことで、土屋鞄製造所の「100年保証」の志を表現している。

永く愛用するための、ブラッシングやオイルケアなどの手入れを店頭で行う無料サービスを2020年12月から国内14店舗で実施。専門の職人による修理サービス(有料)も行っており、さらに使い終えた自社製のランドセルを加工し、他の製品にリメイクするサービスも展開している。

POP UP STORE 童具店・中目黒

詳細

土屋鞄製造所のリユース品を販売するポップアップストア。

住所

〒153-0042 東京都目黒区青葉台3-19-8

開催日時

2022年9月21日 11:00 〜 2022年10月10日 18:00

開催予定状況

予定通り開催

主催者

土屋鞄製造所

製品がなくなり次第終了

お問い合わせ先/土屋鞄製造所
https://tsuchiya-kaban.jp

※掲載している情報は、2022年9月20日時点のものです。

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