深刻な社会問題になっている廃タイヤをリサイクルしたフットウェアを展開するバリ発のブランド「indosole(インドソール)」。廃タイヤから生まれる耐久性の優れたエコサンダル「ESSNTLS(エッセンシャル)」シリーズに6月22日新たな新色とモデルが登場、オンラインで販売している。
ELEMINIST Press
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いまや世界でもっともエコでサステナブルな島であると言われるバリ島を拠点とするフットウェアカンパニー「indosole(インドソール)」。6月22日「ESSNTLS(エッセンシャル)」シリーズに新たな新色とモデルが登場した。
indosoleは行き場を失った廃タイヤを再利用し、耐久性に優れたフットウェアのソールとして生まれ変わらせている。シンプルなデザインと、柔らかなフットベット、豊富なカラーバリエーションを揃えたエコロジカルなサンダルだ。快適さ・耐久性・手頃な価格を実現したサンダルは、フットウェア業界の革命的アイテムとなっている。
indosoleの創始者であるカイル・パーソンズ氏は、初めてバリ島を訪れた際、年間10億個以上の廃タイヤが埋め立てられている状況を知り、サンダルに再活用することを考え始めた。
世界中で問題になっている廃タイヤは、国によってコスト削減のために埋め立てや不法投棄している地域が多くある。しかし、タイヤが腐敗するには何千年もかかり、原型が崩れることは難しい。
発展途上国のなかには、廃タイヤを焼却して安価な燃料代替品として使っている国もあるが、タイヤを燃焼すれば有毒物質が発生し、大気、水質、土壌を汚染していく。山積みにされた廃タイヤから起こる蓄熱火災も後を絶たず、深刻な環境汚染問題になっている。
また、熱帯諸国であれば蚊の繁殖地となり、マラリヤやデング熱などの病気を引き起こす原因にもなっている。
Indosoleは過去10年を廃タイヤをソールに変える製靴工程の開発に捧げてきた。未来の環境保全の革新のため開発したのが、タイヤを微粉に粉砕し、天然ゴムとリサイクルゴムに再構築する独自技術「Sole Engineered Tire Technology(SETT®)」である。
indosoleの拠点であるインドネシアの人口は世界第4位であり、グローバル企業が投資を続け経済成長が期待されるなか、環境問題に配慮した政策が注目を集めている。
国を挙げた環境対策のモデルケースとして選ばれたバリ島は、いまでは観光客が集まるだけの島ではない。島が持つ自然豊かな環境や、独特な芸術文化に魅せられ、多くのクリエイターが移住し、現在の地球環境問題に対し新たな解決策を創造している。
indosoleも世界中から集結したクリエイター達と一緒に、バリ島から世界に向けてサステナブルなコンセプトに基づいた、新たなファッションの解決策を発表していく予定だ。今後の最新情報は公式Instagramをチェックしてほしい。
サイズはWomens 22.5〜27.5cm、Mens 25.0〜31.0cm
FLIP FLOPS 2色(Pollen、Rust) 各3,800円
FLIP FLOPS NATURAL FABRIC / DYE 4色(4Dip Indigo on Shore、Indigo Drips on Shore、Indigo Drips on Sea Salt、Ketapang Canvas on Sea Salt) 各4,600円
SLIDES COLOR COMBO 2色(Black-Sea Salt、Sea Salt-Black) 各4,600円
SLIDES TEXTURE 2色(Soil Leopard Coral、Black Sun Coral) 各4,600円
CROSS PLATFORMS 2色(Black、Sea Sea Salt) 各4,600円 ※Womensのみ
SLIDE PLATFORMS 2色(Black、Sea Sea Salt) 各4,600円 ※Womensのみ
(左) SLIDE PLATFORMS(Black) 4,600円・(右)CROSS PLATFORMS(Sea Sea Salt) 4,600円
問い合わせ先/indosole
https://indosole.jp/
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