Photo by 南海工業株式会社
南海工業株式会社は、防災のための備蓄品収納アイテム「IF(イフ)」を9月1日より予約受付開始する。消火器格納箱製造メーカーの技術を生かし、機能性とデザイン性を備えた、防災のための備蓄品収納ボックスを提供。災害大国・日本において必要な防災準備を促進することを目指す。
ELEMINIST Press
最新ニュース配信(毎日更新)
サステナブルに関わる国内外のニュース、ブランド紹介、イベントや製品発売などの最新情報をお届けします。
Photo by 南海工業株式会社
南海工業株式会社は、防災のための備蓄品収納アイテム「IF(イフ)」を9月1日より予約受付開始する。機能性とデザイン性を備えた、防災のための備蓄品収納ボックスを提供することで、災害大国・日本において必要な防災準備を促進することを目指す。
Photo by 南海工業株式会社
「IF」は「もしも」の時に備えたいけれど、“日常では見えないところにしまいたい”、“インテリアを邪魔しないようにしたい”、“限られたスペースでもすっきりと収納したい”そうした声に答えた備蓄品収納ボックス。
シンプルな色合いと質感のなかに、木材を使用することであたたかみを感じるデザインにし、壁や床に溶け込むようになじむ仕上がりとなった。木材との併用や表面を塗装仕上げにすることで、日本人の住まいのインテリアに調和するように細部までこだわって仕上げた一品だ。
Photo by 南海工業株式会社
壁に沿って設置する「WALL」と、床に置くタイプの「FLOOR」の2種類をラインアップ。1人暮らし、2人、3人家族、それ以上など、各世帯の人数に合わせて自由なカスタマイズが可能だ。
Photo by 南海工業株式会社
「WALL」Steel(Top Wood)は天板に、「WALL」Woodは本体と天板に、日本の住まいの空間に調和するようオーク材を使用。複数組み合わせて壁に沿わせ棚のように設置することもできる。いずれもMとLの2サイズ展開だ。
Photo by 南海工業株式会社
「FLOOR」Steel(Top Wood)/Woodは、備蓄品をコンパクトに収納できる床置きタイプで、水や簡易トイレ以外の小さめの備蓄品およそ1人分を収納。高さは約11cmで、家電や観葉植物の台などにも使うことができる。
カラーは「WALL」も「FLOOR」も、ホワイト、グレー、ウッドのなかから選ぶことができる。
Photo by 南海工業株式会社
首都圏直下地震や南海トラフ巨大地震への懸念、また毎年のように起きる豪雨被害などによって、防災意識の向上と防災対策の必要性は年々高まっている。
国土交通省が発表した「令和3年度版 国土交通白書」によれば、防災・減災について重要と考えられている対策として「食料・水等の備蓄や非常持ち出しバッグ等の準備」が挙げられているが、具体的に準備を整えている割合は低く「必要だ」と認識しながらも実際は準備ができていないと考えられる。
消防庁が公開している「防災マニュアル」では、地震が起きる前の対策として備蓄品の備えや非常持出品の準備について言及されていることから、同社は消火器格納箱製造メーカーの技術を生かし、機能性とデザイン性を兼ね備えた「IF」を開発した。
南海工業株式会社
大規模な災害が起き、在宅避難となった場合に備えておくとよいものは、水、トイレ、衛生用品、明かりの4つであるが、家族構成や年齢、性別などによって各自が準備すべきものは変わってくる。
9月1日に公開予定の「IF」 公式サイトでは、防災プロデューサーであり「IF」の監修も務めた永田宏和氏が選定する、成人ひとりあたりを基準として最低限必要とされる備蓄品が紹介される予定だ。
また9月7日〜9日に東京ビッグサイトで開催される「第94回東京インターナショナル・ギフト・ショー秋2022」に出展することが決まっており、当日は各種製品が展示される。
お問い合わせ先/南海工業株式会社
https://nankai-ind.com/
ELEMINIST Recommends