「CFCL」日本のアパレルブランドで初となる「B Corp認証」を取得

B Corp取得

Photo by CFCL

アパレルブランド「CFCL(シーエフシーエル)」が、7月28日に国内アパレルブランドで初となる「B Corp認証」を取得した。2021年5月に申請をしてから1年以上の審査・評価期間を経て、認証取得の条件となる「80点(200点満点)」を上回り、最終的に「128点」の取得に至った。

ELEMINIST Press

最新ニュース配信(毎日更新)

サステナブルに関わる国内外のニュース、ブランド紹介、イベントや製品発売などの最新情報をお届けします。

2022.08.03
LIFESTYLE
編集部オリジナル

地球とともに生きる「ハッピーエレファント」のある暮らし|日常に “ハッピー”を運んでくれる使い心地を読者が実感

Promotion

「CFCL」が取得した「B Corp(Benefit Corporation)認証」とは?

B Corp取得

Photo by CFCL

ニットアイテムをメインとしたアパレルブランド「CFCL(シーエフシーエル)」が、7月28日に日本のアパレルブランドで初となる「B Corp認証」を取得した。

「B Corp(Benefit Corporation)」とは、社会や環境に配慮した公益性の高い企業に対する国際的な認証制度のことで、アメリカの非営利団体「B Lab」が運営を行っている。

2006年にアメリカで始まった「B Corp」は、ヨーロッパ各国や北米で急速に拡大し、7月28日時点で世界83カ国、5,344社が認証を取得済み。業界を越えて全世界12万社以上が認証の合否に拘らず、この評価制度をビジネスの指標にしている。

しかし、認証に至るまでの審査、そして3年ごとに行われる再審査は非常に厳格であることで有名だ。審査内容は、問題解決やベネフィットが必要される「地球環境・社員・顧客・コミュニティ」と、それらを改善し成長していける経営基盤の有無「ガバナンス」を合わせた5つの領域に分類され、厳密に行われる。

総合評点「128点」サプライチェーンの透明性など高く評価

B Corp評点

Photo by CFCL

「Clothing For Contemporary Life(現代生活のための衣服)」の頭文字をとった「CFCL」は、3Dコンピューター・ニッティングの技術を中核に据え、時代に左右されない衣服を提供している。同時に、衣服としての機能性、環境への配慮、最適な国産素材の選択、サプライチェーンの透明性を追求し、積極的にサステナビリティに取り組んできた。

「B Corp」の認証取得に向けては、2020年の創業直後から取り組み始め、2021年5月に正式に申請。計300件近い設問に回答し、1年以上の審査・評価期間を経て、認証取得の条件となる「80点(200点満点)」を上回り、最終的に「128点」の取得に至った。

5つの領域における点数の内訳としては、顧客が3.9/5点、地球環境が60.9/105点、社員が20.7/40点、コミュニティが32.1/70点、ガバナンス10.3/20点。

「地球環境・顧客」領域でのパフォーマンスで評価された一方で、「ガバナンス・社員・コミュニティ」の領域では点数が伸び悩んだことについては、課題の残る評価結果だったとまとめた。

ニット商品への選択と集中や、3Dコンピューターニッティング製法など国内の生産地に重点を置いたサプライチェーン、一貫した透明性は高く評価されたが、スタートアップ企業であることも含め実績が不足している部分において評点が伸びない、という現実が反映されたとしている。

しかし、300件近い設問は、経営のあらゆる現場で意識される具体的な視点そのものであり、結果として課題が浮き彫りになったことは、今後の成長に欠かせない貴重な財産そのものであったと、ポジティブな見解を示した。

設立から2年、10人程度の社員で、資金を始めリソースはまだ不足しているものの、今後着実に成長していけることを確信しているという。

また「CFCL」がこれまでサステナビリティを追求し「B Corp」の認証取得にチャレンジしてきた理由と今後のビジョンについても、次のように発信している。

「理由は、事業の目的をあらためて問われるいま、創業のゼロの時点から多くの課題を認識し、ものづくり、会社づくりを社員全員が各々の現場で必死に試行錯誤することが重要であり、長期にわたって、グリーンウォッシュ企業ではないことを確認していける国際認証だからです。これからも日々できることから改善や更新を続け、国際社会における信用を構築していけるよう努力していきます」

お問い合わせ先/CFCL
https://www.cfcl.jp/

※掲載している情報は、2022年8月3日時点のものです。

    Read More

    Latest Articles

    ELEMINIST Recommends