ブースターオイルとは メリット&デメリット・使い方・おすすめオイルも紹介

ブースターオイルの使い方

Photo by Enecta Cannabis extracts on Unsplash

ブースターオイルとは化粧水や美容液を使用する前に使うオイルで、化粧水や美容液を浸透しやすくするために使われる。本記事では、ブースターオイルのメリットとデメリット、ブースターオイルに使われるオイルの種類やそれぞれの効果、さらにブースターオイルの使い方を紹介する。

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2022.02.07

ブースターオイルって何?

ブースターオイルを手に垂らしているところ

Photo by Christin Hume on Unsplash

ブースターオイルとは、化粧水や美容液の前に使うオイルのこと。洗顔後は、まず化粧水をつけ、その次に乳液や美容液を使っていくのが一般的なスキンケアのプロセス。しかし、ブースターオイルは肌をやわらかくし、その後に使用する化粧水や美容液をより浸透しやすくするのが目的だ。

乾燥した肌には化粧水などの水分を与えることが大切。しかし乾燥が進んでいると、角質が硬くなり、水分を与えてもなかなか浸透しにくくなる。そこで最初にブースターオイルで角質をやわらかくしておき、その後に化粧水を使うことで、化粧水がより浸透しやすくなるのだ。化粧水などの効果をブーストしてくれることから、ブースターオイルと呼ばれる。

ブースターオイルには、天然成分を主とした植物油オイルが使われることが多い。

ブースターオイルの魅力は 3つのメリット

肌質のタイプを問わず、脂性肌の人にも

ブースターオイルは、脂性肌の人はもちろん、肌質タイプを問わず多くの人が使用できる。とくに脂性肌の人は、オイルの使用を敬遠するかもしれない。だがブースターオイルは脂性肌の人にもおすすめのアイテムだ。

脂性肌だと、肌がベタつくことから化粧水の量が不十分だったり、さっぱりタイプのスキンケアを好んだりする傾向がある。すると肌は油分が足りず、よけいに水分不足が進んでしまう。そこでブースターオイルを使うと、肌の水分と油分のバランスが整いやすい。

肌の保湿と保護

ブースターオイルは親水性が高く、水分の浸透を促し、肌をやわらかくするはたらきがある。また、水分を含んだ肌を保護する効果があるので、保湿されたあともその水分が逃げないようにしっかりと保護してくれることが期待できる。

黒ずみ・角栓など毛穴の悩みに

毛穴の黒ずみや開き、角栓など、毛穴にまつわる悩みは多いはず。そんな毛穴のケアにも、ブースターオイルはおすすめ。

そもそも毛穴の詰まりや黒ずみは、乾燥やターンオーバーの乱れ、過剰な皮脂の分泌などが原因で起こる。しかしブースターオイルを使い、化粧水がより浸透しやすくなれば、毛穴が引き締まり、ターンオーバーが正常に戻っていくことが期待できる。それにより毛穴対策などに、つながっていく。

ブースターオイルにデメリットはないの?

ブースターオイルを肌に垂らしているところ

Photo by Chelsea shapouri on Unsplash

塗りすぎは化粧崩れの原因に

肌なじみがいくら良くても、ブースターオイルは、オイルであることに変わりはない。そのため、ブースターオイルの塗りすぎは化粧崩れのもととなる。1回の適量はオイルによってさまざまだが、数滴で十分に保湿されるものが多い。そのため、必要以上に塗りすぎなくてもよい。

ニキビを悪化させる場合がある

ブースターオイルを過剰に使用すると、ニキビを悪化させる原因になりかねない。とくに、皮脂の分泌が多い思春期ニキビやオイリー肌である人は注意が必要だ。だが、大人ニキビは乾燥が原因であることが多いため、その場合はブースターオイルの使用で改善される場合がある。

古いオイルで肌トラブルの原因に

オイルは時間が経つと酸化する。そのため、ブースターオイルを開封したら、使用期限を確認することがおすすめ。酸化したオイルをそのまま肌につけると、肌への刺激となったり、色素沈着につながったり、肌トラブルをもたらす原因となる可能性がある。

もしブースターオイルを使いきれないときは、ボディや手先の保湿ケア、毛穴クレンジングなど全身に使えるので、他の用途で使用するといいだろう。

ブースターオイルに使われるオイルは

オイルが調合されている様子

Photo by Katherine Hanlon on Unsplash

ブースターオイルによく使われるオイルの種類を紹介しよう。

アルガンオイル

アルガンオイルには、シミやたるみを予防することから「若返りビタミン」と呼ばれるビタミンEが豊富に含まれている。高い抗酸化作用があり、肌の老化を防いでくれる。ターンオーバーを正常にする働きもあり、シミや毛穴が気になる人にもおすすめ。

アーモンドオイル

アルガンオイルと同様に、ビタミンEやオレイン酸が多く含まれている。また、マグネシウムやカリウム、鉄や葉酸などをはじめ、女性にとって嬉しい成分も多く含まれている。

スクワランオイル

スクワランは、人間の皮脂膜をつくるのに欠かせない成分。深海鮫の肝油由来のものと、オリーブオイルなどの植物から抽出される植物由来の2種類がある。保湿効果や肌をやわらかくするエモリエント効果、バリア機能を高める効果などが期待できる。

ホホバオイル

人間の皮脂とよく似た構造のため、肌に馴染みやすい。皮膚の表面に薄い膜をつくることで、肌の水分蒸発を防ぐ。また、使う人の肌質を選ばないことが特徴で、どんな肌タイプの人にも使用できる万能オイル。

ツバキ油

椿の種子から採れる植物由来の油。日本では、1000年以上前から髪の毛の手入れに使われていたという。保湿や紫外線防止効果が期待できると言われている。

ブースターオイルの使い方 手順を紹介

ブースターオイルの使い方は、基本的に以下のとおりだ。

1. 洗顔する
ブースターオイルがしっかり肌に浸透するために、丁寧に洗顔し毛穴の汚れや皮脂を落とす。

2. ブースターオイルをなじませる
洗顔してタオルで軽く水分をとったら、ブースターオイルを数滴手にとり、手に広げて顔全体になじませる

3. 化粧水をつける
ブースターオイルが肌になじんだたら、次は化粧水を肌につけていく。

4. 乳液・美容液・クリームなどをつける
後はいつもどおりのスキンケアを行うだけ。

ブースターオイルはオーガニックがおすすめ

ブースターオイルは化粧水などの浸透を高めるため、スキンケアのポイントとなるもの。そんなオイルにはオーガニックの肌にやさしいアイテムをセレクトしてはどうだろう。

『NEMOHAMO(ネモハモ)』のブースターオイルは、自社農園で採ったツバキを新鮮な状態で圧搾し、独自製法で抽出。美容成分が余すことなく含まれている。

ポイントとなる成分は、日本では和漢として古くから重宝されているオタネニンジン。無農薬で育てられたオタネニンジンのヒゲ根や葉、茎、花までエキス化されており、ハリやツヤ、整肌など、肌に嬉しい効果が凝縮されている。

全身に使えるブースターオイル

スキンケアはもちろん、全身にくまなく使うことができるブースターオイル。日々のスキンケアにひとつプラスするだけで、いま持っている化粧水の効果がぐんとアップする。

オーガニックのブースターオイルなら、自分の肌に安心して使えることはもちろん、環境にもよりやさしい。そんなアイテムをチョイスして、心地よいスキンケアタイムを楽しんでみてはどうだろうか。

※掲載している情報は、2022年2月7日時点のものです。

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