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バーバリーが、2040年までにクライメート・ポジティブを実現するという誓約をさらに強化する生物多様性戦略を発表した。この戦略を通して地球温暖化対策への貢献、自然環境の保護〜再生に向けての取り組みを推進していく予定だ。
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「バーバリー」が地球規模の環境保護活動の支援を目的とした生物多様性戦略を発表した。この戦略を通して地球温暖化対策への貢献、自然環境の保護、回復、再生に向けての取り組みを推進していく予定だ。
この生物多様性戦略は、すでに発表された「2040年までにクライメート・ポジティブを実現する」という指標に基づいている。「自然環境の保護、回復」「農場コミュニティへの支援の拡充」「再生可能なサプライチェーンの構築」の3つを主要な分野として進められていく。
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さらにこの戦略は、「Avoid」「Reduce」「Restore&Regenerate」
「Transform」の4つの主要分野からなる「ARRRT」という枠組みに沿って進められていくという。
生物多様性や環境保全への悪影響を防ぐため、広範囲におよぶサプライチェーンにおいて継続的な取り組みを行うほか(Avoid)、主要パートナーと協力関係を結ぶことで、バーバリーのバリューチェーンにおける生態系の回復を目指す(Restore&Regenerate)。
また、よりサステナブルなコットンやレザー、ウール、リサイクルポリエステル、ナイロンを調達し、2025年までにすべての主要素材が100%追跡可能であることを約束(Reduce)。ファッション協定や国連のファッション業界気候行動憲章へも積極的に参加していく予定だ(Transform)。
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バーバリーが発表した生物多様性戦略の背景にあるのは、生物多様性の専門家などを擁する「The Biodiversity Consultancy社」と共同で行った生物多様性の基礎評価だ。
この結果、レザー、カシミア、ウールが生物多様性にもっとも大きな影響を与えていることや、それらがバーバリーのカーボンフットプリントにおいて高い割合を占めていることが明らかになったという。
今後はこの評価に基づき、The Biodiversity Consultancy社と共同で策定した「Nature Based Solution Principles and Guidelines(自然に基づく解決策の原則とガイドライン)」を、バーバリー再生基金を通して支援するプロジェクトに適用。自然生態系の保護、回復、再生を目指す。
お問い合わせ先/バーバリー・ジャパン株式会社
https://www.burberry.com/
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