世界中のマーケットからインスパイアされたアイテムを集める「MARNI MARKET(マルニマーケット)」の「FUROSHIKI SCARF COLLECTION(フロシキスカーフコレクション)」に、老舗「千總」とコラボした最新デザインが登場。オンラインで販売開始した。
ELEMINIST Press
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BANDANA(RED/BLUE FLOWER) 53×53cm 3,700円
イタリア発ラグジュアリーブランド「MARNI(マルニ)」が世界中の伝統的マーケットからインスパイアされ、各地で期間限定で行う「MARNI MARKET(マルニにマーケット)」。マルニらしいカラフルでポップなハンモックバッグやピクニックバッグが人気を集めるなか、「FUROSHIKI SCARF COLLECTION(フロシキスカーフコレクション)」がオンラインに登場した。
FUROSHIKI SCARF(BURGUNDY FLOWER) 91×87cm 7,500円
マルニのアーカイブプリントをアレンジしたリズミカルなデザインのフロシキスカーフとバンダナはどちらも、軽やかなコットンローン素材を使用している。大判のフロシキスカーフは、エコバッグや包み、テーブルクロスなどとしても使える万能アイテム。結び方をアレンジすればスカーフとしてスタイリングに取り入れ、気軽に楽しむことができる。
バンダナは、ハンカチやお弁当を包むのにちょうどいいサイズ感。ヘッドスカーフなどヘアアレンジに取り入れたり、バッグのハンドルにつけたりなどアクセサリー感覚でも楽しみやすい。友人や家族へのギフトにもおすすめだ。
FUROSHIKI SCARF(GREEN DOT) 92×94cm 7,500円
注目は、創業460年の歴史を持つ京友禅着物の老舗「千總(ちそう)」とのコラボレーション。大正2年創業の染色工場の熟練職人により「手捺染(てなっせん)」という手法で丁寧に染め上げている。
「手捺染」は、一色ごと型をつくり、グラム単位で調合した色糊をへらで刷り込むことで、生地に一色ずつ色を浸透させる方法だ。生地の地貼り、捺染、蒸し、水洗い、湯のし、縫製とすべての工程において、職人の長年の勘と経験が必要とされる昔ながらの手法で色鮮やかな発色を実現させている。
日本の文化を代表する「風呂敷」の歴史は長く、時代とともに使い方やデザインを変えながら現代まで愛され続けてきた。モノを布で包む文化は奈良時代から始まるが「風呂敷」の名前がついたのは室町時代。蒸し風呂が主流だった当時、室温を均一化するために床に敷いたことが名前の由来だ。
江戸時代になると、庶民が銭湯に行く際に道具を包むのに「風呂敷」を使うようになる。取り違えのないよう、家紋や屋号を風呂敷に染めるようになったことでデザインの幅が広がった。用途やデザインを変えながら「バッグ」という宿敵が現れようとも、日本文化の日常のなかで生き続け、祝儀や贈答品を包む大切なシーンでも愛用されている。
BANDANA(STARRY NIGHT) 53×53cm 3,700円
最近では和装ブームのほか、使い捨て手提げ袋の代わりに使えるサステナブルアイテムとして新たなスポットライトが当てられている。どんな形も柔らかな布で臨機応変に包んでくれることから、包み方のバリエーションが多いのも風呂敷の奥深さであり醍醐味である。父の日にはとっておきの日本酒やワインを、マルニの風呂敷でおしゃれに包んでプレゼントしてみてはいかがだろうか。
問い合わせ先/MARNI MARKET
https://www.marni.com/
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