フィンランド発のガラス工房「イッタラ」が100%リサイクルガラスコレクションから新作を発表

イッタラのガラス製品

フィンランド発のガラス工房「イッタラ」が、100%リサイクルガラスを使ったコレクションに、新たに7アイテムを追加した。原料となるリサイクルガラスは、自社の商品製造の際に出る廃棄ガラスを使ったもの。今回新たにフラワーベースやタンブラー、グラスなどが追加された。

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2021.09.30
SOCIETY
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廃棄物すべての再利用を目指す「イッタラ」 100%リサイクルガラスコレクションに新作を追加

イッタラのガラス製品

(左から)カステヘルミ キャンドルホルダー リサイクルエディション 2,420円(税込)、アルヴァ・アアルト コレクション キャンドルホルダー リサイクルエディション 3,520円(税込)

フィンランド発のガラス工房「イッタラ」が、100%リサイクルガラスを使ったコレクションに、新たに7アイテムを追加した。

フラワーベースやタンブラー、グラスなど、過去にイッタラで発売されたアイテムを厳選し、リサイクルガラスで再現している。

アルヴァ・アアルト コレクション ベース リサイクルエディション

アルヴァ・アアルト コレクション ベース リサイクルエディション(120mm / 160mm) 18,700〜29,700円(税込)

100%リサイクルガラスでつくられたアイテムは、新しい原料でつくられたアイテムと同等の耐久性、透明性、高品質を誇るという。また、リサイクルガラスの特性上発生する気泡や視覚的変化も、ユニークなものとして楽しめる。

イッタラでは、2030年までに事業すべてから出る廃棄物をリサイクルまたは再利用し、一切の廃棄物を埋め立て地に送らないことを目標に掲げている。実際に、イッタラのガラス工場ではすでに廃棄ガラスを埋め立て地に送っておらず、断熱材製造の原料などに再利用している。

今後は、工場から出るほとんどの廃棄ガラスを新しいガラス製品の製造に利用することを計画しており、100%リサイクルガラスコレクションは2022年に定番コレクションとしてローンチすることを目標にしている。

お問い合わせ先/イッタラ
https://www.iittala.jp/

※掲載している情報は、2021年9月30日時点のものです。

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