BEAUTY

プラスチックの使用を80%削減した竹歯ブラシ「MiYO-organic」 ホテルにサステナブルな選択肢を

竹歯ブラシ「MiYO-organic(ミヨ オーガニック)」の柄は竹からできており、パッケージにも竹の端材を利用。ホテルのアメニティとして使われる際には、レーザー加工でロゴを入れることができる。今後、歯磨き粉や石鹸、カミソリなどにも幅を広げていく予定だ。

2020.06.03

ホテルのアメニティから抱いた疑問を商品開発へ 「MiYO-organic」竹歯ブラシ

竹歯ブラシ

環境問題解決への道は、政府や科学者が切り開くものではなく、私たち個人もできることから始めなければいけないという考え方が少しずつ広がりを見せている。なかでもプラスチックは生活のあらゆる場面で使われており、消費を減らすことは私たちにもできるアクションの一つだ。

生活必需品のなかでプラスチックが使われているアイテムの一つに「歯ブラシ」がある。そして、ホテルに宿泊した時、部屋にはアメニティとして必ず歯ブラシが置いてあるだろう。

この歯ブラシを見て「たった1回使っただけで捨てられてしまう」いう事実に気づいた人はどれくらいいるだろうか。「このホテルで、日本で、そして世界で1日に何本の歯ブラシがゴミになっているのか」という疑問を抱いたことが背景となり生まれたのが「MiYO-organic(ミヨ オーガニック)」の竹歯ブラシだ。

素材の調達から加工、コスト削減まで、1本の歯ブラシにかけたこだわり

竹歯ブラシパッケージ

MiYO-organic オーガニック竹歯ブラシ 1本 290円・5本 1,450円・10本 2,900円

「MiYO-organic」開発した株式会社豊和は、柄の素材に循環型素材である竹を使用したことで、プラスチックゴミを80%削減することに成功。通常商品には使いづらい竹の節部分も利用し、竹一本を無駄なく使っている。包装紙にも竹端材を練りこんだ竹紙を採用する徹底ぶりだ。

特許技術を使ったオーガニック製法で超音波や紫外線による殺菌消毒を行い、防カビ剤や漂白剤は使わない。代わりに、含水率をできるだけ少なく加工することでカビの発生を抑制。口に入れるものだからこそ、安全、安心にも配慮している。
竹歯ブラシロゴ

ヘッドは日本人の口に合わせた小さめサイズ。操作性のいいハンドルにはレーザー加工で刻印ができるため、ホテルのロゴなどを入れたオリジナル歯ブラシをつくることができる。

最先端技術の検品と加工方法、カートンサイズ、配送方法などを工夫し、あらゆる角度でコストを大幅カット。サステナブル商品だから高い、というイメージを払拭した。

日本から世界に発信するエコロジカルブランドへ ブランド名に込められた想い

「MiYO-organic」は、株式会社豊和2代目の山本美代氏の名前がブランド名となっている。「美代」という名前には「美しいものを代々受け継いでいく人間になるように」というご両親の思いが込められており、その使命を文字通り全うできるようブランド名を決めた。

美しい地球を次の世代に受け継いでいけるように、私たちがいまできることをやる、という覚悟と責任と熱い想いが込められている。環境にいい選択を取ることは窮屈な事ではなく、むしろ豊かに、心地よい生活を演出してくれるきっかけになる。

ジェンダー、世代、国籍、宗教にいっさい関係なく、地球にとってBETTERな選択肢を取りたい人が誰でも使えるブランドを目指している。

また、株式会社豊和は「MiYO-organic」の開発についてこう語っている。

「ホテルが環境にいい商品を使おうとしても、選択肢がないのが現状。そこで私たちは決意しました。世界でいちばん地球のことを考えた、安心・安全な商品をつくり、世のなかにECOな選択肢をつくろうと。

日本から世界に発信するエコロジカルブランドを通して、私たちが地球にできることで、世界にいい変化を起こしたいと思います」

今後は、歯磨き粉や綿棒、石鹸、カミソリ、くし、タオルなどホテルのアメニティをすべてカバーできるように商品の幅を広げていく方針だ。今後の新しい商品開発が非常に楽しみであり、今後のサステナブルな社会実現に向けて大いに期待したいブランドである。

問い合わせ先/DINING+ SUSTAINABLE

https://dining-sustainable.myshopify.com/

※掲載している情報は、2020年6月10日時点のものです。