床材メーカー「フォルボ・フロアリングB.V.」は、「リノリウム製床材マーモリウム」が、原材料の調達から工場出荷までのカーボンニュートラルを達成したことを発表。同素材を採用した建造物に対し、カーボンニュートラル証明書の発行を開始している。
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床材メーカー「フォルボ・フロアリングB.V. 」が、「リノリウム製床材マーモリウム」が、原材料の調達から工場出荷までのカーボンニュートラルを達成したことを発表した。
同社では、マーモリウムを採用した建造物に対し、カーボンニュートラル証明書の発行を開始している。
マーモリウムは、一年草の亜麻からとれるアマニ油を主原料とする天然由来の床材だ。
原材料の植物生育時の光合成による二酸化炭素の吸収、生産時に使用する電力の半分以上に再生可能エネルギーを使用することで、原材料生産から工場出荷までのカーボンニュートラルを達成した。
さらに、マーモリウムは生分解性も備えており、さまざまな品質マークと第三者認証を取得している。
近年、建設業界において環境負荷を下げ、人々の健康に配慮したグリーンビルディングへの移行の必要性が訴えられている。
建築やインテリアにおける環境と健康への配慮は、企業の社会的な責任を果たす目的に留まらず、プロジェクトの経済的な価値を向上させるうえでも重要なポイントになりつつある。
フォルボ・フロアリングB.V.は今回の証明書の発行によって、マーモリウムの環境性能をより明確に表明することで、企業のSDGsさらにはESG投資への対応の後押しに取り組んでいくという。
お問い合わせ先/フォルボ・フロアリングB.V.
https://www.forbo.com/flooring/ja-jp
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