リサイクル陶器ブランド「RI-CO」が、クラウドファンディングサイト「Makuake」で、備前焼の陶器ごみから生まれたリサイクルカップ「#再生備前シリーズ」を先行発売している。備前焼には、コーヒーの味わいをまろやかに変化させるという特徴がある。
ELEMINIST Press
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#再生備前シリーズ 2,420円(税込)
「一杯のコーヒーからやさしさを考える」をコンセプトにしたリサイクル陶器ブランド「RI-CO」が、クラウドファンディングサイト「Makuake」でリサイクルカップ「#再生備前シリーズ」を先行発売している。
#再生備前シリーズは、備前焼の生産過程で廃棄される陶器ごみを回収し、粉砕再生してつくられたリサイクルカップだ。再生素材の使用率は65%以上、使用済商品も再生可能。
RI-CO#再生備前シリーズ
さらに備前焼には、コーヒーの味わいをまろやかに変化させるという特徴があると、「味香り戦略研究所」による味覚センサー試験で証明されている。試験結果によれば、「苦味(薬のような苦味)が持続しないことから後切れがいい味わい」が期待できるという。
#再生備前シリーズの先行発売は、8月25日まで行われている。
廃棄される備前焼
これまで、#再生備前シリーズの素材として使われている備前焼の陶器ごみは、良質な粘土が減少し、生産過程で1割以上が海や山の処分場に埋め立てられていた。
RI-COを手がける「株式会社the continue.(ザコンティニュー)」を設立した牧沙緒里氏は、埋め立てるしかないことへの違和感から備前焼のリサイクル事業を行うに至ったという。
今後RI-COでは、コーヒープロダクトを起点に、陶器をリサイクルすることや資源について考えられるモノづくりを行なっていく予定だ。
お問い合わせ先/株式会社the continue.
https://the-continue.com/
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