傘のシェアリングサービス「アイカサ」が、日本全国の16~22歳を対象とした無料サービス「U22応援プラン」を開始した。若年層の金銭的負担の削減とサステナビリティへの意識向上、健康被害防止を目指す。全国の大学とも連携し、設置箇所を拡大している。
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傘のシェアリングサービス「アイカサ」が、日本全国の16~22歳の若者を対象とした無料サービス「U22応援プラン」を開始した。18歳までの人は、アプリに登録するだけで無料で使えるほか、社会人を問わず22歳までの人は、1年間無料でアイカサを利用できる。
共創パートナーである丸井グループが提供するエポスカードに契約していれば、22歳を迎えるまで継続的に無料で利用できる。
現在このU22応援プランには、国際基督教大学や上智大学、早稲田大学、関西大学など東京・大阪・福岡の7大学が賛同し、構内にアイカサが設置された。アイカサでは、今後も企画に賛同する大学や大学ゼミを募集している。
今回の取り組みをきっかけに、若年層への使い捨て傘の消費削減による金銭的負担の軽減、サステナビリティの「自分ゴト化」、雨の日の快適な移動や熱中症対策などの健康被害の予防などに貢献する狙いだ。
「アイカサ」は、日本初の本格的な傘のシェアリングサービスとして2018年12月にサービスを開始した。急な雨でもわざわざ傘を購入せずに済み、使用後は最寄りの傘スポットに返却することができる。
現在は、都内全域と関東や関⻄、福岡、岡山、愛知などの約850箇所で展開している。累計登録ユーザー数は合計15万人を超えた。傘をシェアすることで、使い捨て傘ゼロを実現する社会づくりをミッションとしている。
お問い合わせ先/株式会社Nature Innovation Group
https://www.i-kasa.com/
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