環境保全団体「WWFジャパン」が、日本各地の温室効果ガス削減に向けた目標を6段階にランク付けし、「脱炭素列島」として可視化したWEBコンテンツを6月24日から公開した。各都道府県の、温室効果ガス削減に向けた進歩を詳細に確認できるほか、地域の脱炭素化に賛同・応援することができる。
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環境保全団体「WWFジャパン」が、日本各地の温室効果ガス削減に向けた目標を6段階にランク付けし、その目標レベルが低いほど面積が大きくなるいびつな日本地図「脱炭素列島」を6月24日に公開した。
脱炭素列島は、6月の「環境月間」に 合わせ、地球温暖化の深刻な影響を抑える上で欠かせない「2050年脱炭素社会の実現」を日本全体で達成するべく公開されたものだ。各都道府県の目標への取り組みを知ることができるほか、地域の脱炭素化を応援できる。
気候危機が原因と考えられる自然災害が多発するなか、温室効果ガスを排出しない「脱炭素社会」を目指す機運が、世界中で高まっている。
日本政府も「2050年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロにする」と宣言しており、地方自治体にも具体的なアクションプランの策定を求めているが、目標設定は都道府県ごとに異なっている。今回のキャンペーンは、そうしたバラツキを改善する狙いだ。
気候危機は、猛暑や豪雨などの自然災害、農作物や漁獲量への影響など、誰しもが少なからず影響を受ける問題であり、一部の人が取り組めばよいことではない。そのため、このキャンペーンを通して、地元の活動に注目し、アクションを起こしてもらうことを目的としている。
お問い合わせ先/WWFジャパン
https://www.wwf.or.jp/
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