「WWFジャパン」が「脱炭素列島啓発キャンペーン」を開始 全国の進捗を可視化

脱炭素列島のキービジュアル

環境保全団体「WWFジャパン」が、日本各地の温室効果ガス削減に向けた目標を6段階にランク付けし、「脱炭素列島」として可視化したWEBコンテンツを6月24日から公開した。各都道府県の、温室効果ガス削減に向けた進歩を詳細に確認できるほか、地域の脱炭素化に賛同・応援することができる。

ELEMINIST Press

最新ニュース配信(毎日更新)

サステナブルに関わる国内外のニュース、ブランド紹介、イベントや製品発売などの最新情報をお届けします。

2021.06.24
ACTION
編集部オリジナル

知識をもって体験することで地球を変える|ELEMINIST Followersのビーチクリーンレポート

Promotion

「WWFジャパン」が「脱炭素列島啓発キャンペーン」を開始 各都道府県の取り組みを地図で可視化

関東版の脱炭素列島キービジュアル

環境保全団体「WWFジャパン」が、日本各地の温室効果ガス削減に向けた目標を6段階にランク付けし、その目標レベルが低いほど面積が大きくなるいびつな日本地図「脱炭素列島」を6月24日に公開した。

脱炭素列島は、6月の「環境月間」に 合わせ、地球温暖化の深刻な影響を抑える上で欠かせない「2050年脱炭素社会の実現」を日本全体で達成するべく公開されたものだ。各都道府県の目標への取り組みを知ることができるほか、地域の脱炭素化を応援できる。

2030年までもう9年 加速化が望まれる脱炭素化

気候危機が原因と考えられる自然災害が多発するなか、温室効果ガスを排出しない「脱炭素社会」を目指す機運が、世界中で高まっている。

日本政府も「2050年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロにする」と宣言しており、地方自治体にも具体的なアクションプランの策定を求めているが、目標設定は都道府県ごとに異なっている。今回のキャンペーンは、そうしたバラツキを改善する狙いだ。

東京の脱炭素化状況を応援するシェア画像

気候危機は、猛暑や豪雨などの自然災害、農作物や漁獲量への影響など、誰しもが少なからず影響を受ける問題であり、一部の人が取り組めばよいことではない。そのため、このキャンペーンを通して、地元の活動に注目し、アクションを起こしてもらうことを目的としている。

お問い合わせ先/WWFジャパン
https://www.wwf.or.jp/

※掲載している情報は、2021年6月24日時点のものです。

    Read More

    Latest Articles

    ELEMINIST Recommends