アニエスベー共同創設の財団「タラ号ポスターコンクール」開催 子どもたちに環境問題伝える

アニエスベーが共同創設した「タラ オセアン財団」は環境破壊が海洋にもたらす影響を研究している。その研究結果を若い世代に伝えるプロジェクトを進めるなか、アートを絡めた子ども向けコンクールを開催。日本で活動するタラ号を描くポスターコンクールで、子ども達に行動することの大切さを伝える。

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2020.06.10
EARTH
編集部オリジナル

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アニエスベー「タラ号太平洋プロジェクト」子ども達への環境教育に注力

タラ号

フランス人ファッションデザイナーのアニエスベーが共同創設し、15年以上に渡り、メインスポンサーとしてサポートし続けている「タラ オセアン財団」。2003年より世界中の科学者や研究所と協力し、海洋科学探査船タラ号で世界中の海を航海し、気候変動や環境破壊が海洋にもたらす影響を研究している。

「タラ号太平洋プロジェクト」では、絶滅の脅威に晒されているサンゴの耐性を研究する目的で、2017年と2018年にタラ号で来航し、日本各地の港で乗船体験や環境教育イベントを実施した。膨大な採集サンプルデータや科学研究の結果を世界中の科学者と共有するだけではなく、子どもたちや若い世代への環境教育にも力を入れている。

「アート×科学の融合」地球環境問題を伝える「タラ号ポスターコンクール」開催中

ポスター

タラ号では科学者とともにアーティストも乗船し、科学者とは別にアーティストでないと感じる事のできない海の状態や様子など、実際に海で体験したことを作品を通して発表している。

今回は、地球環境問題を日本の子ども達にもっと関心をもってもらうことを目指して「タラ号ポスターコンクール」を開催。「アートと科学の融合」というタラ オセアン財団ならではの視点を活かし、日本での活動をより多くの人に知ってもらうことを目的としている。

応募は「海洋環境や地球環境のためになる事/明日から自分がやろうと思う事」をテーマに自由なデザインでタラ号のポスターを制作し、その写真をInstagramかTwitterに指定のハッシュタグをつけて投稿すれば完了する。応募資格は、6歳から12歳(2020年4月新学期に小学1年生から6年生)の児童とその保護者。応募期間は2020年6月10日までだ。

投稿された作品のなかから、現代美術家の日比野克彦氏が最終審査にて4組を選定。選ばれた4組の作品はアニエスベーとタラ オセアン財団公式サイトやSNSアカウントで発表される。その後、4名は瀬戸内海に浮かぶ美しい離島「粟島」で8月に行われる予定の夏休み環境合宿に親子ペアで招待されるという魅力的な内容だ。

ポスターコンクールというアート活動を通して、気候変動や海洋環境問題について、より多くの子どもたちが楽しみながら学べることを願い、子どもたちに「自分たちでもできることがあること」「行動することの大切さ」を実感してほしいとしている。

コンクールについてはこちら

https://www.agnesb.co.jp/brand/news/tara_poster_concours/

問い合わせ先/タラ オセアン財団

http://fondationtaraocean.org/jp/

※掲載している情報は、2020年6月10日時点のものです。

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