伝統と手工芸の融合で職人の暮らしを守る　「イケア LOKALT/ロカルト 限定コレクション」が発売

「イケア」から地域の伝統とモダンな手工芸技術を融合した「LOKALT/ロカルト 限定コレクション」が登場

「イケアジャパン」が、地域の伝統とモダンな手工芸技術が融合した「LOKALT/ロカルト 限定コレクション」を、全国のイケア店舗とIKEAオンラインストアで発売している。

デザイナーは、ヨルダン・アンマン在住のTania Haddad氏とインド・デリー在住のデザインデュオ「Ploypan Theerachai」、タイ・バンコク拠点のDecha Archjananun氏、インド・デリー拠点のイケア社内デザイナーAkanksha Deo氏が務めた。

各地の伝統からインスピレーションを受けたデザインのクッションカバーやラグ、バスケット、ボウルなどは、ソーシャルビジネスと協働しながら、ローカルの熟練した職人たちによってハンドメイドされている。

イケアのRange＆SupplyクリエイティブリーダーのMaria O’Brian氏は、コレクションについて以下のように語っている。

「LOKALT/ロカルトは、伝統的な手工芸品をモダンかつ生き生きと表現したコレクションです。製品が実際につくられている場所を物語る、ちょっと変わったデザインが溢れています。陶磁器はタイでの料理の給仕法に敬意を示したもの。アンマンのホームテキスタイルからは現地の日常生活が垣間見えます。クッションカバーやラグに使用された表情豊かな形は、インドの伝統にインスピレーションを得たものです」

パートナシップを通じて生計や雇用の創出を支援

本コレクションでは、労働の機会が制約されている職人たちの、生計や雇用の創出を支援する取り組みの一環として、ヨルダンの「Jordan River Foundation」、タイの「Doi Tung」、インドの「Industree」や「Diamond carpets」といったソーシャルビジネスと協働した。

Industree Craft FoundationのマネージングディレクターであるNeelam Chhiber氏は、今回のコラボレーションについて、以下のように述べている。

「生計手段を生み出している社会的企業は実際のところ非常に少なく、それらは拡大させていく必要があるものです。私たちは大企業と手を組まなければなりません。さもなければ規模を大きくしていくことができないからです。私たちには大きな企業の力が必要です。そのため、イケアとの関係は非常に重要です」

お問い合わせ先／イケアジャパン
https://www.ikea.com/jp/ja/