音楽家の大沢伸一氏とデザイナーの平武朗氏は、不要になった洋服をアップサイクルして販売するプロジェクト「OFFICIAL GHOST(オフィシャル ゴースト)」をスタートした。オリジナルアイテム以外はすべて一点ものとしての販売をし、ゆくゆくは、家具や楽器など幅を広げていく予定だ。
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音楽家の大沢伸一氏とデザイナーの平武朗氏は、不要になった洋服をアップサイクルして販売するプロジェクト「OFFICIAL GHOST(オフィシャル ゴースト)」をスタートした。このアップサイクルする行為を「GHOSTED」と名付け、オリジナルアイテム以外はすべて一点ものとしての販売をしていく。
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物と情報が溢れる時代に、誰かにとって役目を終えた物たちを、クリエイションで次の使い手に紡いでゆくプロジェクト。現在は洋服のみを扱っているが、今後は家具や楽器など幅を広げていく予定だという。
多くの音楽プロジェクトを手がけ、アナログレコードに特化したバー「GINZA MUSIC BAR」もプロデュースする大沢氏。音楽家とデザイナーという異色のコラボレーションプロジェクトについてこう語っている。
「例えば音楽をつくる時、古いレコードなどから抜き出した音を加工して使ったりしています。それと同様に“ものやこと”を加工して、全く別の魅力に変えることが好きなんです。同時に、新しいものを消費していくだけでなく、すでに消費されたものをどうやってただのゴミにしないか? という考えでこのプロジェクトが始まりました」(一部抜粋)
アパレルに限らずインテリアからプロダクトデザインも手がける平武朗氏は「洋服に限らず、家具や道具、楽器やアート、なんでも扱っていくつもりです。ゆくゆくはここがクリエイションの交換場所になったらいいなと思っています」(一部抜粋)と意気込みを語っている。
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