「アディダスジャパン株式会社」と「オールバーズ合同会社」がランニングフットウェア「FUTURECRAFT.FOOTPRINT」を発表した。両ブランドにとって史上最小の温室効果ガス排出量、2.94kg CO2e(二酸化炭素換算)を実現した。
ELEMINIST Press
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「アディダスジャパン株式会社」と「オールバーズ合同会社」のコラボレーションプロジェクトの第1弾として、ランニングフットウェア「FUTURECRAFT.FOOTPRINT(フューチャークラフトフットプリント)」が発表された。
同モデルは、よりサステナブルなデザインへの新しいアプローチとして、カーボンフットプリント(製造時における温室効果ガス排出量)を大幅に削減する方法での製造に成功。両ブランドにとってもっとも低い1足あたりのカーボンフットプリント排出量、2.94kg CO2e(二酸化炭素換算)を実現した。
2021年の秋冬に10,000足限定での一般販売を予定しており、2022年春夏にはさらに拡大して販売される予定だ。
両ブランドにとってもっとも温室効果ガス排出量が少ないフットウェアとなったFUTURECRAFT.FOOTPRINTの素材には、アディダスと「Allbirds(オールバーズ)」両方の技術が活用されている。
ミッドソールは、アディダスの「Lightstrike(ライトストライク)」をベースに、Allbirdsのサトウキビをベースにした「SweetFoam®(スウィートフォーム)」で再構築。低炭素の天然素材に置き換えられた。
さらに、新たに開発されたアッパー素材には、70%のリサイクルポリエステルと木材パルプからつくられた天然素材「テンセル」を30%使用。フットウェアとしての性能を担保しながら、カーボンフットプリント排出量を大幅に削減した。
これらの取り組みにより、FUTURECRAFT.FOOTPRINTのカーボンフットプリント排出量は、ランニングフットウェア「adizero RC3 (アディゼロ RC3) 」の測定値と比較して63%削減されている。
アディダスのデザイナー、Florence Rohart氏は「このプロジェクトではすべてにおいて、『Less is more(少ないことはいいことである)』でした。素材だけでなく構造もミニマムにするために、フットウェアにはパフォーマンスを維持するために本当に必要なものだけを残しました」と語っている。
お問い合わせ先/アディダス ジャパン株式会社
https://shop.adidas.jp/
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