京都府・亀岡市発のサステナブルバッグ「HOZUBAG(ホズバッグ)」は、役目を終えて行き場のないパラグライダーをアップサイクルしてつくられたバッグだ。資源の循環はもちろん、地域活性化や、雇用創出、福祉貢献など、地域に密着したSDGs活動を生み出している。
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TOTE Lsize 4,950円(税込)
文化芸術活動が環境問題の解決の一端を担うべく生まれた、サステナブルブランド「HOZUBAG(ホズバッグ)」を紹介したい。
HOZUBAGは、厳しい安全基準によりリユース不可となったパラグライダーを回収し、解体する拠点をつくり、地上資源として循環させるプロジェクトだ。
世界で10万人以上のアクティブ競技者がいるパラグライダーだが、飛ぶ役目を終えたパラグライダーの行き場はない。このプロジェクトは、自宅で個人保管するか廃棄するしかない状況に着目した。
国内のパラグライダー教室と連携することで、全国各地から京都府・亀岡市にある「HOZUBAG.Mfg.(ホズバッグ マニファクチャリング)」へと、役目を終えたパラグライダーが運ばれる。解体、裁断の工程を経て、バッグへと再生し、世界に向けて出荷される。
資源が循環する社会を目指すとともに、地域の活性化、雇用の創出、福祉貢献にも取り組んでいくことを目指している。
HOZUBAGは、2018年12月に亀岡市が「亀岡プラスチックごみゼロ宣言」を広く発表したことから生まれている。
亀岡の自然環境からインスピレーションを受けて生まれたHOZUBAGは「水が海から雲になり、やがて雨として山に降り、川を流れて海に着くように、とても当たり前で自然な循環をHOZUBAGがささやかに生み出します」というコンセプトメッセージを発信している。
事業構築は、発起人であるファンション・レーベル「THEATRE PRODUCTS 」の武内昭氏が、企画・デザイン、生産、販売オペレーションまでを担当した。
亀岡市とTHEATRE PRODUCTSによる取り組みは、単なるプロダクトに止まらない。
2020年には「しぜんの中の小さな会議」と題して、自分たちは「ニンゲン」という亀岡に生きるたくさんの「生き物のひとり」という認識に立ちかえり、初めての「対話イベント」を開催した。
映像作家の丹下紘希氏がファシリテーター、企画プロデューサーとして参加し、この対話には亀岡市長の桂川孝裕氏も参加した。この模様は現在YouTubeにて公開されている。
HOZUBAG
TOTE Lsize
4,950円
※2021.03.18現在の価格です。
問い合わせ先/HOZUBAG
https://hozubag.com
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