世界初　100％堆肥化可能なスマホケース「Pela Case」がELEMINIST SHOPで先行発売

「Pela Case」の独占先行販売を開始　亜麻のわらを使った「Flaxstic™️」を使用し100％堆肥化可能に

世界初の100％堆肥化可能なスマートフォンケース「Pela Case（ペラケース）」が、2021年の日本正式販売に先駆け、Pela公式サイトおよびELEMINIST SHOPにて、２月４日より先行販売がスタートした。

スマートフォンケースのほか、スマートウォッチ用のウォッチベルトやイヤホンケースなども販売される。

Pela Caseは、亜麻のわらを植物由来のバイオポリマーに組み込んで独自開発した「Flaxstic™️（フラックスティック）」を使用することで、100％堆肥化可能を実現したスマートフォンケースだ。

Flaxstic™️は、バイオプラスチックのエラストマー（弾力ゴム）とフラックス（亜麻）から構成され、亜麻の特性による高い耐久性も兼ね備えている。

また植物由来のため、製造に必要な非再生可能エネルギーを最大50％削減し、従来のプラスチックポリマーと比べて温室効果ガスの発生を最大60％削減できるという。

これまでに100万個以上のペラケースが販売されており、およそ152トン分相当のプラスチックを削減した計算になるそうだ。

プラスチック削減に取り組むカナダ発のスタートアップ「Pela」

Pela Caseの開発は、カナダ発のスタートアップ企業「Pela」が手がけている。

現在スマートフォンのケースは、毎年世界中で10億個以上のプラスチック製ケースが販売され、約６万個が廃棄されてしまっているという。Pelaはこの問題に着目し、Flaxstic™️の開発を行った。

同社は、年間売上の１％を環境保護団体に寄付する「1% for the Planet」や、低炭素社会への移行を加速させる取り組みを公に行う企業に発行される認証制度「CLIMATE NEUTURAL」、非営利団体「B Lab」が、社会や公益のための事業を行っている企業に発行する「B Corporation」など、各種認証も所得している。

Pela Caseの先行発売は、３月４日まで行われる予定だ。