LGBTに代わる新たな呼称「LGBTQIA」とは セクシャルマイノリティの多様化を知る

ジェンダーを象徴するレインボーの旗

「LGBTQIA」とは、同性愛者や両性愛者、トランスジェンダーなどを指すセクシャルマイノリティの総称。同様の意味を持つLGBTに代わって、「QIA」を頭文字に持つセクシュアリティが含まれる、より多様性を表現した言葉である。詳しい意味やセクシャリティを表す他の言葉について紹介する。

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2021.08.10
LIFESTYLE
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LGBTQIAPK

LGBTQIAに続いて、「PK」が加えられた言葉。「P:パンセクシュアル」は、男女の性別にとらわれず、すべての性を愛する「全性愛」を意味するセクシュアリティ。「K:キンキー」は、他とは違った特殊な性的嗜好を持つとされている。

Xジェンダー

Xジェンダーとは、自らを男女の性に定義することに違和感を感じている人のこと。中性や両性、またはあえて決めていない無性など、Xジェンダーといっても人によってさまざまだ。

アンドロセクシュアル/ジニセクシュアル

アンドロセクシュアルは、性自認に関わらず性的指向が男性に向く人。ジニセクシュアルとは、性自認に関わらず性的指向が女性に向く人を指す。例えば、Xジェンダーなどを自認する人が、どの性を好きになるか示す際に用いられる。

トゥースピリット

ネイティブアメリカンの文化に由来した概念で、コミュニティによって複数の性役割を果たす人。

SOGI(ソジ)

「Sexual Orientation and Gender Identity」の頭文字を取った、「性的指向および性自認」を表す概念。LGBTでは、「マジョリティとマイノリティ」といった分断をつくっており、加えてレズビアンやゲイなどの性的指向と、トランスジェンダーなどの性自認の違いが一緒くたにされがちだ。

そこで性のあり方を表現する際、すべてのセクシャリティを含む概念して使われている言葉がSOGIだ。

多様性が求められる社会の現状と今後

レインボーの旗を掲げた群衆

Photo by Margaux Bellott on Unsplash

今回紹介したLGBTQIAは、セクシュアリティマイノリティのすべてを包括しているわけではない。セクシャリティのあり方は多様で、グラデーションを描いており、異性愛もその性的指向のひとつにすぎない。

しかし、差別や偏見、就職活動における不利益、結婚の権利など、セクシャルマイノリティと呼ばれる人々が抱える問題は広範囲にわたる。そのため、カミングアウトできず生きづらさを感じている人々も多くいる。

持続可能な社会へと発展させるためには、マイノリティとして区別することなく、多様性を認め合えるダイバーシティを構築していくことが重要だ。ジェンダー不平等の世界のために、社会の仕組みや制度についてや、私たちができることをいま一度見直していきたい。

シスジェンダーとは 多様性に富んだ性的志向を知る

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※1 LGBT Identification Rises to 5.6% in Latest U.S. Estimate|GALLUP
https://news.gallup.com/poll/329708/lgbt-identification-rises-latest-estimate.aspx
※2 LGBTQ+調査2020|電通
https://www.dentsu.co.jp/news/release/2021/0408-010364.html
※3 DSDs:体の性の様々な発達(性分化疾患/インターセックス)の新・基礎知識Q&A
https://wezz-y.com/archives/50891

※掲載している情報は、2021年8月10日時点のものです。

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