女性への偏見を表す行為「マンスプレイニング」 説明したがる男性の心理とは

オフィスでデスクワークをする二人の男性と女声

「マンスプレイニング」とは、男性が女性を見下したような態度で物事を説明したり解説しようとする行為のこと。「女性は男性よりモノを知らない」といった女性への性別的偏見が見えるこの行為は、多くの女性の間であるあるネタとして共感を集めている。

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2021.03.03

マンスプレイニングが問題視される理由

SNS上でも、マンスプレイニングを話題にさまざまな「あるある体験」が寄せられ、問題に対する批判を集めている。

2020年7月にTwitterに投稿されたツイートは、マンスプレイニングを語る一件として話題を呼んだ。そのツイートは、「スーパーの総菜コーナーにてポテトサラダを手に取ろうとした幼児連れの母親に対し、高齢の男性が『母親ならポテトサラダくらいつくったらどうだ』と発言した」いうものだ。

「母親なら」と女性に対する概念を押しつけ、一方的に説教をするこの男性の行為はマンスプレイニングである。

このツイートに対しては、多くの女性から怒りの声が上がり、10万を超えるリツイートがされ話題になった。

このようにマンスプレイニングが問題視される理由は、根拠のない偏見で女性を見下し、性差別の考えを表す行為であるからだ。多くの女性は、このように男性によって無意識に横行される差別的行為を体験したことがあるため、マンスプレイニング体験談に対する多くの共感や批判を生むこととなった。

マンスプレイニングへの対処法

マンスプレイニングをしてくる男性は、よいリアクションをするほど「喜ばれている」と勘違いして、延々と話し続けてしまう可能性がある。

マンスプレイニングされないためには、できる限り距離を置く、リアクションは薄めで早めに会話を切り上げる、などあまり深く関わらないことがポイント。「男性を立てるのが女性の役目」などと言われた時代はとうの昔に終わっているため、心が疲れてしまう前に自分を守ることに徹する。

職場の上司や年上の男性が相手の場合、話を途中で遮ったり、失礼な発言はしづらい。そんな時は、「この人は、自分に自信がなくて自尊心を満たしたいんだな」と相手を客観的に分析することで、心のもやもやが晴れるかもしれない。また会社の研修などで、マンスプレイニングを含むハラスメントの研修をするのもおすすめだ。

また、もしかしてマンスプレイニングをしているかも、という心当たりがある人は、UN Womenの公式Twitterで公開されている、以下の「3つの問いかけ」を参考にしてみて。

・彼女はその情報を教えてほしいと言ったか?
・彼女の方が自分よりそのトピックについて詳しい可能性はあるか?
・話し始める前に自分は場の空気を読んだか?

性別問わず誰もが気を付けるべきマンスプレイニング

マンスプレイニングは、多くの女性による「あるある体験」から生まれた言葉だが、批判を受ける対象はもちろん男性だけではない。これは性別問わず、誰もが被害者や加害者になりうる問題だ。無意識のうちに、相手をうんざりさせてしまう行動や発言をしていないか、自分もいまいちど確認してみる必要がある。

※掲載している情報は、2021年3月3日時点のものです。

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