余ったはがきや書き損じはがきで社会貢献 各社で回収キャンペーンを実施中

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未使用のお年玉付年賀はがき・年賀切手や書き損じはがきの寄付キャンペーンを「認定NPO法人アイキャン」と「日本国際ボランティアセンター(JVC)」が行っている。寄付されたはがきは世界各地の人々を支える支援へと変えられ、社会貢献につながる。

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2021.01.27
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認定NPO法人アイキャン」と「日本国際ボランティアセンター」の書き損じはがき寄付キャンペーン

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未使用のお年玉付年賀はがき・年賀切手や書き損じはがきの寄付キャンペーンを「認定NPO法人アイキャン」と「日本国際ボランティアセンター(JVC)」が行っている。

認定NPO法人アイキャンでは、アイキャンの活動地で、危機的状況下にある人びとの活動のための資金として活用される。

例えば、はがき1枚でフィリピンの子どもたちが勉強するためのノート2冊の購入、25枚ではイエメンで食糧難にある1家族の1ヶ月分の小麦や食料油などの食糧パッケージに、450枚でフィリピンの栄養不良の子ども60名に、1ヶ月分の給食を提供する。

フィリピンの路上で紙芝居をする人とそれを見る子どもたち

日本国際ボランティアセンターでは、持ち込んだはがきが、世界各地の人々の暮らしを支える国際協力につなげられる。

送られたはがきは、切手に交換してセンターの通信費の節約に役立てられたり、金券ショップで現金化したりされることで、国際協力への活動費として充てられる。

また、はがきは郵便局でシュレッダ―にかけられ、再生紙として活用される。

例えば63円ハガキ20枚で、イスラエルによる封鎖が続き厳しい暮らしを強いられいているパレスチナ・ガザ地区で、子どもたちのための栄養失調を防ぐための研修に1人の母親が参加できる。

パレスチナ・ガザ地区のお母さんと子ども

アイキャンのキャンペーンは封筒に入れての郵送のみ、JVCは郵送と、はがき以外のものを送る場合には提携している買取業者に申し込むことも可能だ。

認定NPO法人アイキャンの書き損じハガキ回収キャンペーン

募集期間:1月1日~3月31日
参加方法:未投函の官製ハガキ、未使用の切手、テレフォンカード、商品券、収入印紙など、そのまま封筒に入れて、下記の送付先まで郵送。 
団体名:認定NPO法人アイキャン(ICAN)
所在地:〒460-0011 愛知県名古屋市中区大須3-5-4矢場町パークビル9F
募集しているもの:未投函の官製ハガキ、未使用の切手、未使用のテレフォンカード、商品券、収入印紙
募集していないもの:投函済のハガキ(一度投函して戻ってきたものも含む)、官製ハガキではないハガキ(切手を貼る必要がある絵葉書等)、使用済切手等
注意事項:ハガキは、未投函の官製ハガキ(切手を貼らずに投函できるもの)であれば、書き損じのものや古いものでも可。年賀ハガキでなくても可。活動の報告を送るため、氏名、住所、連絡先の記載必須。

日本国際ボランティアセンターの物品支援キャンペーン

募集期間:無期限
参加方法:未投函のはがき、未使用の切手・プリペイドカード・外国コインなど、そのまま封筒に入れて、下記の送付先まで郵送。 
団体名:日本国際ボランティアセンター(JVC)
所在地:〒110-8605 東京都台東区上野5-3-4 クリエイティブOne秋葉原ビル6F 日本国際ボランティアセンター JVC物品支援係
注意事項:送料は自己負担。ハガキ支援については、パレスチナ事業またはラオス事業を指定することも可能。指定希望の際は宛先に国名を明記。
はがき以外の参加:読み終えた本やいらないCD、使わなくなったアクセサリーや洋服、バッグなど幅広く寄付可能。JVC東京事務所に直接送るだけでなく、提携している買取業者に申し込むプログラムもある。

お問い合わせ先/認定NPO法人アイキャン、日本国際ボランティアセンター
https://ican.or.jp/
http://www.ngo-jvc.net/

※掲載している情報は、2021年1月27日時点のものです。

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