「京王電鉄」衣類循環型社会のインフラ構築を目指し“古着回収の実証実験”を開始

回収BOXとポスター

京王電鉄株式会社は、株式会社ヒトカラメディア、株式会社FASHION Xと共同で5月8日から古着を回収し、リユース・リサイクル・アップサイクルする取り組みを実施する。京王線・井の頭線の一部の駅・施設に、専用の回収ボックスを設置し、衣類循環型社会のインフラ構築を目指す。

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2024.05.10
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「京王電鉄」古着を回収しリサイクル・リユースへ 京王線・井の頭線の駅・施設に専用ボックス設置

回収BOXとポスター

京王電鉄株式会社と株式会社ヒトカラメディアは、2023年10月より開始した、外部パートナーとの共創により地域の課題解決や価値創出を目指す、エリアを起点とした事業共創プログラム、KEIO AREA OPEN INNOVATION PROGRAM「ROOOT(ルート)」の採択企業である株式会社FASHION Xと共同で、衣類循環型社会のインフラ構築を目指した実証実験として、5月8日(水)から古着の回収と回収した古着をリユース・リサイクル・アップサイクルする取り組みを実施する。

まずは、古着の街として有名な下北沢をはじめ、京王線・井の頭線の一部の駅・施設において、専用のボックスを設置し、古着の回収を実施。

回収した古着は、リサイクル品として転用していくほか、今後、京王沿線のさまざまな場所でリユース品として循環させる仕組みをつくる。

将来的には、さまざまなクリエイターなどと連携したアップサイクルを行い、衣類循環型社会のインフラ構築を目指す。

この実証実験を通して、駅・施設で回収した古着の活用方法を検証し、回収した古着のリユース・リサイクル・アップサイクルを実施することで、衣類循環型社会のインフラ構築を目指し、資源・エネルギーの節約やCO2の削減による地球環境の負荷低減、駅利用の新たな価値創出に寄与していくとしている。

■古着回収ボックス設置場所
①ミカン下北A街区2階エレベーター前
②明大前駅改札内 2番線ホーム連絡通路
③永福町駅改札外 南口1F部
④池ノ上駅改札外 エレベーター横
⑤東松原駅改札外 西側出口方面コンコース
⑥久我山駅改札内 改札階コインロッカー横

※回収ボックスヘ投函可能な時間は、①は9:00~22:00、②~⑥は各駅の初電から終電までとなる。
※設置場所の詳細はこちらへ

■古着の回収ルール
・洗濯後の衣類のみ回収(クリーニングは不要)
・紙袋・ビニール袋・ポリ袋に入れて持ち込む。
・事業者から排出される古着類(作業着等)は回収不可。

【回収できるもの】
・再使用できる衣類(汚れ、破れ、シミはNG)
・フェイスタオル、バスタオル
・ネクタイ、スーツ(上下セット必須)
・小物類(帽子、スカーフ、マフラー)
・カバン、財布、アクセサリー類・着物、帯

【回収できないもの】
・汚れ、やぶれ、シミ、穴の開いた衣類、ほつれたものなど
・靴、靴下、下着、生地・布団、座布団、布団
・座布団カバー、シーツ、枕、ベッドマットなどの寝具類
・絨毯、カーペット、足拭きマットなどの敷物

【注意事項】
・ごみなどを含む、回収できるもの以外の回収ボックスへの投函や回収ボックスの中身を触るなどの行為は禁止。
・その他の駅・施設利用者に迷惑となる行為は禁止。

KEIO AREA OPEN INNOVATION PROGRAM「ROOOT」

「ROOOT」ロゴ

京王電鉄の資産や関連する人・企業・場所などを活かしながら、地元商店街や町会をはじめとした地域の事業者・団体とも連携して、スタートアップ企業等の外部パートナーとともに新たな事業やサービスを創出し、地域の価値を向上させることで沿線の価値向上につなげる、エリアを起点としたオープンイノベーションプログラム。

第一弾は下北沢を舞台に実施し、2023年12月の最終審査会にて5件の提案を採択。順次実証実験を開始し、事業化を目指している。

お問い合わせ先/京王電鉄株式会社
https://www.keio.co.jp/

※掲載している情報は、2024年5月10日時点のものです。

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