Photo by ©Andrew Watson
パタゴニア日本支社が、海洋保護の機運を高め、生物多様性回復の必要性を喚起することを目指したグローバルキャンペーン「Protected Oceans」を7月13日より開始した。特設サイトでは、動画や記事、イベントなどを紹介している。
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アウトドア企業のパタゴニア日本支社は、海洋の保護・保全の機運を高めるためのグローバルキャンペーン「Protected Oceans」を7月13日より開始した。
パタゴニアはこのキャンペーンを通じて、海のもたらす価値を共有し、気候危機の解決策ともなる海洋保護の機運を高め、生物多様性回復の必要性を喚起することを目指す。
Photo by ©Hisayuki Tsuchiya
キャンペーン特設サイトでは世界各国から届けられた3つのフィルムと3つの記事を公開。またパタゴニアの環境助成先団体などにより、日本各地で行われる海に関わる入口となるイベントを多数紹介している。
「私たちの未来は、海と結びついています。みなが共有するその海と私たちは、食物、文化、スポーツなどでつながっています。
驚くべき豊かな生命を育む海は、気候変動に対する有力な解決策でもあります。けれども、人為的な被害から完全に守られている海は、(少なくとも書類上では)3パーセント未満です。
私たちには、それを増やすことができます。汚染、過剰漁獲、底引き網漁、囲い網式サケの養殖に終止符を打ちましょう。そして、生態系に活力を取り戻すために、海洋を保護する区域を増やしましょう。この海が私たちと未来の世代を育んでくれることができるように」
パタゴニア・フィルムズの映画『コラソン サラド』では、パタゴニアのグローバル・スポーツ・アクティビスト、ラモン・ナバロ氏が、チリ領パタゴニアの植民地化で慣習を奪われた伝統的な遊牧民である先住民のカウェスカルとともに、彼らの故郷と先祖から受け継ぐ水域を守るために闘う様子を描いている。
海洋生物愛好家たちのアクティビスト団体「ホット・ピンク・ドルフィンズ」の3人のメンバーが捕獲されたイルカを野生に帰し、韓国のチェジュ島に海洋保護区をつくるために活動する様子を描く。
ウェールズの海岸線と、地元の人たちが何十年も頼ってきた漁業を再生させる運動の先駆者となった、ある家族の物語。この短編ドキュメンタリーは、ウェールズ初の自治体が所有する環境再生型養殖場「カー・イ・モル」の足跡をたどる。
Photo by ©Morgan Maassen
パタゴニア サーフ東京/アウトレット 7月13日(木)~8月30日(水)
パタゴニア 福岡 7月13日(木)~8月9日(水)
奄美奄美海洋展示館 7月17日(月・祝)〜8月20日(日)
「海の日」トークイベント 7月17日(月・祝)
パタゴニア サーフ東京/アウトレット 8月11日(金・祝)19:30
パタゴニア 福岡 8月12日(土)19:30
お問い合わせ先/パタゴニア
https://www.patagonia.jp/
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